シュレースヴィヒ (都市)
シュレースヴィヒ Schleswig | ||
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シュレースヴィヒ聖堂 | ||
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北緯54度31分05秒 東経9度34分13秒 / 北緯54.51806度 東経9.57028度 | ||
国 | ドイツ | |
州 | シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 | |
郡 | シュレースヴィヒ=フレンスブルク郡 | |
政府 | ||
• 市長 | Thorsten Dahl | |
面積 | ||
• 合計 | 24.3 km2 | |
標高 | 1 m | |
人口 (2021年12月31日)[1] | ||
• 合計 | 25,510人 | |
• 密度 | 1,050人/km2 | |
郵便番号 |
24837 | |
市外局番 | 04621 | |
ナンバープレート | SL | |
自治体コード | 01 0 59 075 | |
ウェブサイト | www.schleswig.de |
シュレースヴィヒ(独: Schleswig; デンマーク語: Slesvig; 南部ユトランド方言: Sljasvig, 古英語: Sleswick; 低地ドイツ語:Sleswig)は、ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州北東に位置する都市。シュレースヴィヒ=フレンスブルク郡の郡庁所在地。人口は約27,000人、主要産業は革と食品加工。都市の名前はバルト海の端にある入り江シュライと、昔のヴァイキング言語及び現代のデンマーク語で 湾を意味する"vik" もしくは "vig"に由来する。シュレースヴィヒは「シュライの湾」という意味である。
地理
[編集]この都市はシュライFördeの西の終わりに位置し、アンゲルンとシュヴァンゼンの2つの半島に分かれている。Geestの国に続くシュレースヴィヒ=ホルシュタイン高地地方の西端にある。市街地は海抜0m~20mに位置する。市内にはブラウト湖がある。
近隣の主要都市はフレンスブルク、フースム、キール。アウトバーン 7が都市のすぐ西側を走っている。連邦道路 76と連邦道路 77はシュレースヴィヒが終点、連邦道路 201が街の北を走っている。シュレースヴィヒ駅はノイミュンスター-フレンスブルク線とフースム-キール線のインターシティとICEが停車する。
気候
[編集]気候は湿度が高く海洋性気候である。年平均気温は8℃で、年平均降水量は925mmとなる。
シュレースヴィヒの気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 2 (36) |
3 (37) |
6 (43) |
10 (50) |
16 (61) |
19 (66) |
20 (68) |
20 (68) |
17 (63) |
13 (55) |
7 (45) |
4 (39) |
11.4 (52.6) |
日平均気温 °C (°F) | 0 (32) |
1 (34) |
3 (37) |
6 (43) |
11 (52) |
15 (59) |
16 (61) |
16 (61) |
13 (55) |
9 (48) |
5 (41) |
2 (36) |
8.1 (46.6) |
平均最低気温 °C (°F) | −1 (30) |
−1 (30) |
0 (32) |
3 (37) |
7 (45) |
10 (50) |
12 (54) |
12 (54) |
10 (50) |
7 (45) |
3 (37) |
0 (32) |
5.2 (41.3) |
降水量 mm (inch) | 79 (3.11) |
50 (1.97) |
61 (2.4) |
55 (2.17) |
61 (2.4) |
71 (2.8) |
92 (3.62) |
87 (3.43) |
86 (3.39) |
90 (3.54) |
105 (4.13) |
88 (3.46) |
925 (36.42) |
平均降水日数 | 13 | 10 | 12 | 10 | 9 | 10 | 12 | 11 | 11 | 12 | 15 | 13 | 138 |
平均月間日照時間 | 42 | 67 | 103 | 168 | 226 | 231 | 213 | 215 | 145 | 98 | 51 | 40 | 1,599 |
出典:The Weather Network [2] |
歴史
[編集]ヘーゼビューのヴァイキングは804年に初めて現在の街の南方に移住したと言われている。バルト海地域の中でも勢力が強く200年以上もこの地域を支配していた。種々の破壊ののち、1050年に人々はシュライの対岸に街を移し、シュレースヴィヒの街となった。1066年になるとヘーゼビューもついに破壊され、シュレースヴィヒはデンマーク王国の一部として残ることになった。[要出典]
1544年にゴットルプ城が地方領主の邸宅となった。ゴットルプの公爵はデンマーク王の家臣で、現在のシュレースヴィヒ=ホルシュタインよりも広い土地を支配していた。1721年に、大北方戦争が終わるとゴットルプの公爵は力を失い、土地はデンマーク王の王料地となった。第二次シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争(1864年)の後、シュレースヴィヒはプロイセン王国に併合された。
名所
[編集]- シュレースヴィヒ聖堂(1134年) - フレゼリク1世の墓がある。
- ゴットルプ城(1161年に建築) - 公爵の旧邸宅。バロック風のノイヴェルク庭園(Neuwerk-Garten)に、ゴットルプの地球儀のレプリカがある。
- ホルム - シュライ海岸の古い漁村
- ヘーゼビュー - ヴァイキング居住地
著名な出身者
[編集]- テオドール・モムゼン(1817年 - 1903年) 歴史家
- ウルリヒ・フォン・ブロックドルフ=ランツァウ(1869年 - 1928年) 政治家
- ヤン=イングヴァー・カールセン=ブラッカー(1984年 - ) サッカー選手
- アスムス・ヤコブ・カシュテンス(1754年 - 1798年) 画家
- ヨープスト・ヒルシュト(1948年 - ) 陸上競技選手
- ヘルマン=ベルンハルト・ラムケ(1889年 - 1968年) 軍人
- クリスチャン・レドル(1948年 - ) 俳優
- ハンス・フォン・ゼークト(1866年 - 1936年) 軍人
参考文献
[編集]- ^ Statistikamt Nord – Bevölkerung der Gemeinden in Schleswig-Holstein 4. Quartal 2021 (XLSX-Data)
- ^ “Climate Statistics for Schleswig, Schleswig-Holstein, Germany”. August 20, 2012閲覧。
外部リンク
[編集]- Municipal website
- Chisholm, Hugh, ed. (1911). . Encyclopædia Britannica (英語) (11th ed.). Cambridge University Press.
- Reynolds, Francis J., ed. (1921). . Collier's New Encyclopedia (英語). New York: P. F. Collier & Son Company.