ショノルキス属
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ショノルキス | ||||||||||||||||||
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Schoenorchis gemmata
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||
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ショノルキス(スコエノルキスとも)属 Schoenorchis はラン科植物の一群。コチョウラン属などに近いが、さほど目立つものではない。
特徴
[編集]単茎性の着生ラン[1]。茎は直立するか下垂する。茎が短く詰まるとコチョウラン属などに、長く伸びるとヒスイラン属などに似て見える。茎は下部で分枝することが多い。
花茎は茎の側面から出て、多数の花を総状につける。萼片と側花弁はほぼ同型、唇弁は三裂し、側裂片は丸くて立ち、中裂片は肉厚で前に出る。蕊柱は短い。コチョウラン属やカシノキラン属に似ており、蕊柱の構造で区別される。
学名はギリシャ語のヨシ(またはイグサ)とランの組み合わせである。
分布と分類
[編集]ヒマラヤからニューギニア、オーストラリア、太平洋諸島に分布し、約10種がある。
利用
[編集]一部で洋ランとして栽培される。ただし一般に普及しているほどではない。洋ランとしての略称もない。以下の2種は比較的広く普及している。
出典
[編集]- ^ 唐沢監修(1996)p.579
- 唐澤耕司監修、『蘭 山渓カラー図鑑』(1996)、山と渓谷社