ショーン・ドローヴァー
ショーン・ドローヴァー | |
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2005年6月15日のブカレストでの メガデスのライブより | |
基本情報 | |
出生名 | Shawn Drover |
生誕 |
1966年5月5日(58歳) カナダ・ケベック州・モントリオール |
ジャンル | ヘヴィメタル、スラッシュメタル、パワーメタル |
職業 | ドラマー |
担当楽器 | ドラム |
活動期間 | 1979年 - |
共同作業者 | Act of Defiance, メガデス, Eidolon |
ショーン・ドローヴァー(Shawn Drover、1966年5月5日 - )は、カナダ出身のドラマーで、アメリカのスラッシュメタルバンド・メガデスのドラマーとして2004年~2014年まで在籍。2015年現在Act of Defianceにて活動中である。
概要
[編集]ドラムは13歳のころからプレイしており、弟のGlen Drover(ギター)と共に1993年にEidolonを結成し6枚のアルバムをメタル・ブレイド・レコーズよりリリースした。
2004年にGlenと共にメガデスに加入。この時はメガデスが“Blackmail The Universe”ツアーを始めようと元メガデスのドラマーニック・メンザに依頼していたが、ニックがフルでツアーに参戦出来る準備が出来てないとツアー参加を断ったため、ツアーの最初のステージである5日前に急きょショーンに依頼があったという逸話が残っている。
メガデスを脱退した後に、同時期にメガデスを脱退したギターのクリス・ブロデリックと共に「Act of Defiance」を結成。元Scar the MartyrのVoであるHenry Derek、元シャドウズ・フォールのギターであるMatt Bachandをベースに迎えた。
その他
[編集]左利きのドラマーだが、ドラムセットは右利きと同じ配置となっている(タム回しなどのドラムロールは右利きのドラマーと一緒)。ただし多くのドラマー右腕と左腕をクロスさせて、右手でハイハット・左手でスネアを叩く「クロス・ハンド」スタイルでドラムを叩くのに対して、左手でハイハット・右手でスネアを叩く「オープンハンド」スタイルで叩く。
またギターもプロ級の腕前であり、2005年4月に川崎で行われたメガデスのライブでは、弟Glenと楽器を入れ替えてGlenがドラムを叩きショーンがギターを弾いて「Paranoid」を演奏したり、ドリーム・シアターとのツアー中に、当時ドリーム・シアターのドラムだったマイク・ポートノイがドラムを叩いて「Peace Sells」を演奏した際にはソロも含めショーンがギターを演奏した。
また弟のGlenがメガデスを脱退した際に、後任としてクリス・ブロデリックをデイヴ・ムステインに紹介したのもショーンである。ショーンがムステインにクリスが演奏するエレキギターとクラシックギターの映像を見せたところ即座にクリス加入が決まった。
すでに孫がおり偶然だがショーンと同じ誕生日に生まれている。NFLのピッツバーグ・スティーラーズの大ファンでもある。
ディスコグラフィー
[編集]- メガデス
- Arsenal of Megadeth (2006)
- That One Night: Live in Buenos Aires (2007)
- United Abominations (2007)
- Blood in the Water: Live in San Diego (2008) (unreleased)
- Endgame (2009)
- Sudden Death (2010)
- Rust in Peace Live (2010)
- The Big 4 Live from Sofia, Bulgaria (2010)
- Thirteen (2011)
- Countdown to Extinction: Live] (2012)
- Super Collider (2013)
- Eidolon
- Zero Hour (1996)
- Seven Spirits (1997)
- Nightmare World (2000)
- Hallowed Apparition (2001)
- Coma Nation (2002)
- Apostles Of Defiance (2003)
- The Parallel Otherworld (2006)
Act of Defiance
[編集]- Birth and the Burial (2015)
脚注
[編集]- ^ “Drummer SHAWN DROVER Quits MEGADETH”. 2014年11月27日閲覧。