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シーア・ラフォンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シーア・ラフォンド Portal:陸上競技
(2019年)
選手情報
フルネーム Thea Noeliva LaFond
国籍 ドミニカ国の旗 ドミニカ国
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
種目 三段跳
生年月日 (1994-04-05) 1994年4月5日(30歳)
生誕地 ドミニカ国の旗 ロゾー
身長 1.73m
体重 63kg
自己ベスト
110mハードル 14秒03 (2015年)[1]
走高跳 1.85m (2015年)[1]
走幅跳 6.64m (2022年)[1]
三段跳 15.02m (2024年)[1]
獲得メダル
女子三段跳
ドミニカ国の旗 ドミニカ国
オリンピック
2024 パリ 三段跳
コモンウェルスゲームズ
2022 バーミンガム 三段跳
2018 ゴールドコースト 三段跳
北中米カリブ陸上競技選手権大会
2018 トロント 三段跳
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シーア・ラフォンドThea LaFond1994年4月5日 - )は、ドミニカ国陸上競技選手。専門は三段跳ロゾー出身[2]アメリカ合衆国との二重国籍。女子100mハードル走高跳走幅跳三段跳ドミニカ国国内記録保持者。

2016年リオデジャネイロオリンピックの女子三段跳に初出場したが[3][4]ハムストリングの怪我の影響で予選敗退となった[2]リオデジャネイロに滞在中に、アメリカ領ヴァージン諸島の三段跳選手であるムハンマド・ハリムから技術の改善を提案され、帰国後にアーロン・ガドソンをコーチとして紹介された。ガドソンの指導の下、踏み切り足を右足から左足へ転向した[5]

2021年東京オリンピックの女子三段跳では決勝に進出し、予選ではドミニカ国国内記録を更新した。

2024年パリオリンピックの女子三段跳では金メダルを獲得し、ドミニカ国初のオリンピックメダリストとなった。

主な戦績

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大会 開催地 種目 順位 記録 備考
2014 コモンウェルスゲームズ イギリスの旗 グラスゴー 走高跳 決勝進出 記録なし
三段跳 11位 12.64m
2015 パンアメリカン競技大会 カナダの旗 トロント 走高跳 13位 1.80m
三段跳 12位 13.35m 国内記録
北中米カリブ陸上競技選手権大会 コスタリカの旗 サンホセ 走高跳 6位 1.76m
三段跳 6位 13.60m
2016 オリンピック ブラジルの旗 リオデジャネイロ 三段跳 予選敗退 (37位) 12.82m
2017 世界陸上競技選手権大会 イギリスの旗 ロンドン 三段跳 予選敗退 (19位) 13.82m
2018 コモンウェルスゲームズ オーストラリアの旗 ゴールドコースト 三段跳 3位 13.92m
中央アメリカ・カリブ海競技大会 コロンビアの旗 バランキージャ 三段跳 11位 13.02m
北中米カリブ陸上競技選手権大会 カナダの旗 トロント 三段跳 3位 13.74m
2019 パンアメリカン競技大会 ペルーの旗 リマ 三段跳 8位 13.70m
世界陸上競技選手権大会 カタールの旗 ドーハ 三段跳 棄権
2021 オリンピック 日本の旗 東京 三段跳 12位 12.57m
2022 世界陸上競技選手権大会 アメリカ合衆国の旗 ユージーン 三段跳 5位 14.56m
コモンウェルスゲームズ イギリスの旗 バーミンガム 三段跳 準優勝 14.39m
2024 オリンピック イギリスの旗 パリ 三段跳 優勝 15.02m 国内記録

記録

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種目 記録 年月日 場所 備考
100mハードル 14秒03 2015年5月16日 アメリカ合衆国の旗 イーストランシング 国内記録
走高跳 1.85m 2015年4月3日 アメリカ合衆国の旗 ゲインズビル 国内記録
走幅跳 6.64m 2022年5月1日 ブラジルの旗 サンパウロ 国内記録
三段跳 15.02m 2024年8月3日 イギリスの旗 パリ 国内記録

脚注

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  1. ^ a b c d Thea LAFOND | Profile | World Athletics
  2. ^ a b Athletics LAFOND Thea - Tokyo 2020 Olympics”. Tokyo 2020 Olympics. 1 August 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。13 August 2022閲覧。
  3. ^ Thea Lafond”. Rio 2016. September 2, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。September 11, 2016閲覧。
  4. ^ Women's Triple Jump - Standings”. Rio 2016. September 11, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。September 11, 2016閲覧。
  5. ^ Aaron Torres (4 July 2017). “After an Olympic low, Maryland triple-jumper takes a different approach to succeed”. ワシントン・ポスト. 13 August 2022閲覧。

外部リンク

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