ジアフォーネ
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ジアフォーネ(Giaffone)は、ヨーロッパ系の姓名。
モータースポーツ
[編集]ジアフォーネ一族
[編集]ブラジルのレース一族である。F1ドライバーは出していないが、主にブラジル国内選手権、米国のインディ・レーシング・リーグ(IRL)選手権で一族が活躍している。またストックカー・ブラジルにシャシー供給を行う「JLレーシング」も所有している。
アッフォンソ系
[編集]- アッフォンソ・ジアフォーネ (シニア)(Affonso Giaffone Filho)は、1979年に初開催されたストックカー・ブラジルの第1回レースの優勝者であり、1981年の選手権チャンピオンである。ゼッカの兄。4子あり、いずれも国内のカート選手権に参戦した。
- アッフォンソ・ジアフォーネ(1968年 - )は、1996年から1997年にかけIRLに参戦した。アッフォンソ・シニアの息子。
ゼッカ系
[編集]- ゼッカ・ジアフォーネ(José Próspero "Zeca" Giaffone)は、1987年のストックカー・ブラジル選手権チャンピオンであり、インテルラゴス1000マイルレースの優勝経験者でもある。ドライバーから引退して後、ZFレーシングを立ち上げ、ストックカー選手権にはエンジン供給などの形で関わっており、カートも含めブラジル国内の各種選手権に大きな影響力を持つ。F1ドライバー、IRL/CARTドライバーらが多数参戦するカートレース、グランジャ・ヴィアナ500マイルレースで知られるグランジャ・ヴィアナカートコースのオーナーでもある。息子が2人おり、ゼキーニャ、フェリペ、どちらも4輪レースでそこそこの成果を収めている。アッフォンソ(シニア)の弟。
- ゼキーニャ・ジアフォーネ(Zequinha Giaffone)は、パン・アメリカ・カート選手権でチャンピオンを獲得した後にIRLの下位カテゴリであるインディ・ライツに参戦。その後、ドライバーを退き、ブラジルに戻りZFレーシングの経営サイドに回った。ゼッカ・ジアフォーネの息子。
- フェリペ・ジアフォーネ(1975年 - )は、2001年以降、IRLで活躍している。ゼッカ・ジアフォーネの息子。
その他の人物
[編集]- シルヴァーナ・ジアフォーネ(Silvana Giaffone Alcide, 1975年? - )は、アッフォンソ(シニア)、ゼッカの姪であり、F1ドライバーのルーベンス・バリチェロの妻である。バリチェロとは1997年2月24日、21歳の時に結婚した。