ジアミントランスアミナーゼ
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ジアミントランスアミナーゼ(Diamine transaminase、EC 2.6.1.29)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- α,ω-ジアミン + α-ケトグルタル酸ω-アミノアルデヒド + L-グルタミン酸
従って、この酵素の基質はα,ω-ジチアミンとα-ケトグルタル酸の2つ、生成物はω-アミノアルデヒドとL-グルタミン酸の2つである。
この酵素は転移酵素、特に窒素基を移すトランスアミナーゼに分類される。系統名はジアミン:2-オキソグルタル酸 アミノトランスフェラーゼ(diamine:2-oxoglutarate aminotransferase)である。他に、amine transaminase、amine-ketoacid transaminase、diamine aminotransferaseやdiamine-ketoglutaric transaminaseとも呼ばれる。この酵素は、尿素回路及びアミノ基の代謝に関与している。
出典
[編集]- Kim K (1964). “Purification and properties of a diamine alpha-ketoglutarate transaminase from Escherichia coli”. J. Biol. Chem. 239: 783–786.