ジェイアールバス東北盛岡支店
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ジェイアールバス東北盛岡支店(ジェイアールバスとうほくもりおかしてん)は、岩手県盛岡市JR東日本盛岡支社隣にあるジェイアールバス東北の営業所である。
ここでは盛岡支店大釜車庫、廃止された盛岡案内所、盛岡支店岩手支所、岩泉営業所、遠野営業所についても触れる。
盛岡支店
[編集]所在地
[編集]岩手県盛岡市駅前通1-41(JR東日本盛岡支社隣)
沿革
[編集]- 1984年(昭和59年) - 沼宮内自動車営業所盛岡在勤として開設。
- 1986年(昭和61年) - 沼宮内自動車営業所盛岡支所に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 東日本旅客鉄道発足、東日本旅客鉄道東北自動車部沼宮内自動車営業所盛岡支所に改組。
- 1988年(昭和63年)4月1日 - ジェイアールバス東北営業開始、ジェイアールバス東北沼宮内営業所盛岡支所に改組。
- 1990年(平成2年)2月20日 - 盛岡支店に改称。
- 2022年(令和4年)3月12日 - 早坂高原線と平庭高原線において、交通系ICカード全国相互利用サービスによるICカードの利用が可能となったと同時に、岩手県北自動車の「iGUCA」を使用したIC定期券が利用開始となる[1][2]。
所管路線
[編集]- 早坂高原線(2003年4月から)
- 平庭高原線(車両は全便、乗務員は2022年3月より全便担当)
- スワロー号(車両は二戸支店担当、一部便の乗務員を2022年3月より担当)
- ドリーム盛岡 (らくちん) 号(2017年4月より乗務員も盛岡 - 福島西IC間で担当、2021年4月より盛岡 - 仙台宮城IC間に変更)
- 新型コロナウィルスの影響による利用減を受け、2021年6月よりドリーム青森・東京号と統合され「ドリーム青森/盛岡・東京号」として臨時運行。
- 「ドリーム青森/盛岡・東京号」は青森 - 仙台宮城IC間は青森支店、仙台宮城IC - 東京間は仙台支店・盛岡支店の乗務員が担当している。
- キャッスル号(一部便の乗務員のみ。車両は仙台支店所属)
- 新型コロナウィルスの影響等による利用減を受け、2022年7月よりJRバス担当便は運休中。
- アーバン号
- 仙台 - 古川線(一部便の乗務員のみ、2013年4月から)
※高速バスについては、アーバン号と仙台発各路線を組み合わせた宿泊行路となっている。
※早坂高原線・平庭高原線は、地域間幹線系統として、国・岩手県の補助を受ける[3]。
撤退路線
[編集]- 仙台 - 郡山線(一部便のみ/当初は乗務員のみ、末期は車両も通し運用)
- ヨーデル号
- 仙台・大館号(乗務員のみ。車両は仙台支店所属)
- 仙台 - 会津若松線(会津若松滞泊便のみ)
- 2021年4月のダイヤ改正にて減便、会津若松滞泊運用が消滅したため撤退したが、他支店担当便は運行中。
- 仙台 - 福島線(一部便のみ、2017年4月から。ドリーム盛岡号との組み合わせ行路)
- 2021年4月のダイヤ改正にて減便したため撤退したが、他支店担当便は運行中。
- 仙台 - 米沢線(乗務員のみ)
- 福島支店に乗務員行路移管。
- 仙台 - 江刺線(2013年4月から)
- 新型コロナウィルスの影響による利用減を受け、2020年8月より長期運休中。
- 2021年4月のダイヤ改正にて廃止[4]。
大釜車庫
[編集]所在地
[編集]岩手県滝沢市大釜吉水72番地1号(国道46号沿い)
沿革
[編集]- 1996年(平成8年)3月30日 - 秋田新幹線直通化に伴う田沢湖線の改軌工事開始により、当車庫を拠点として列車代行バス(盛岡 - 大曲間)の運行を開始。
- 1997年(平成9年)3月21日 - 列車代行バス運行終了。
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盛岡案内所
[編集]所在地
[編集]岩手県盛岡市駅前通1番地48号(盛岡駅2階)
沿革
[編集]- 19xx年 - 開設。
- 2003年(平成15年)10月1日 - 盛岡駅東口から盛岡駅2階東西自由通路へ移転。自動券売機設置、マルス端末撤去。
- 2022年(令和4年)3月31日 - この日を以って窓口業務終了。自動券売機は継続営業。
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岩手支所
[編集]沿革
[編集]- 1939年(昭和14年)11月25日 - 沼宮内自動車区として開設。
- 1959年(昭和34年) - 新庁舎落成。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 東日本旅客鉄道発足、東日本旅客鉄道東北自動車部沼宮内自動車営業所に改組。
- 1988年(昭和63年)4月1日 - ジェイアールバス東北営業開始、ジェイアールバス東北沼宮内営業所に改組。
- 1989年(平成元年) - 岩手営業所に改称。
- 1996年(平成8年) - 盛岡支店岩手支所に格下げ。
- 2004年(平成16年)3月31日 - 廃止。
当時の所管路線
[編集]- 平館線
- 大更線 - 1994年(平成6年)まで。
- 下屋敷循環線
- 最後まで担当していた平舘線と下屋敷循環線は2004年4月1日からは岩手県北自動車に移管され、平舘線は一方井・黒石温泉線に、下屋敷循環線は大渡循環線にそれぞれ改称の上、運賃や停車停留所などの見直しを行った。
岩泉営業所
[編集]跡地は岩泉町に売却され「いわいずみこども園」となっており、一角に記念碑がある。岩泉営業所前バス停は岩泉三本松バス停に改称され、現在でものりばがそのまま残されている。
沿革
[編集]- 1947年(昭和22年)12月25日 - 仙台鉄道局岩泉自動車区として開設。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 東日本旅客鉄道発足、東日本旅客鉄道東北自動車部岩泉自動車営業所に改組。
- 1988年(昭和63年)4月1日 - ジェイアールバス東北営業開始、ジェイアールバス東北岩泉営業所に改組。
- 2003年(平成15年)3月31日 - 廃止[5]。
当時の所管路線
[編集]遠野営業所
[編集]遠野営業所は岩手県遠野市にあった。
沿革
[編集]- 1947年(昭和22年)2月18日 - 仙台鉄道局遠野自動車区として開設。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 東日本旅客鉄道発足、東日本旅客鉄道東北自動車部遠野自動車営業所に改組。
- 1988年(昭和63年)4月1日 - ジェイアールバス東北営業開始、ジェイアールバス東北遠野営業所に改組。
- 2004年(平成16年)3月31日 - 廃止。
当時の所管路線
[編集]- 遠野線(1947年 - 2004年)
- 遠野北線(1952年 - 1992年)
- 大洞線
脚注
[編集]- ^ 【お知らせ】岩手県内の一部バス路線において交通系ICカードがご利用いただけるようになりますジェイアールバス東北 2022年2月4日
- ^ 地域連携ICカード「iGUCA(イグカ)」ジェイアールバス東北との相互発売について岩手県北バス 2022年2月4日
- ^ 「平成29年度 生活交通路線維持費補助金について」
- ^ “4月ダイヤ改正について”. 岩手県交通. 2024年4月2日閲覧。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年7月1日、193頁。ISBN 4-88283-124-4。