ジェイソン・リバーモア
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選手情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Jason Livermore | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | ジャマイカ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技(短距離走) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 100m, 200m | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1988年4月25日(36歳) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | キングストン[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 185cm[2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 82kg[2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成績 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
世界選手権 | 200m:準決勝2組5着(2013年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
地域大会決勝 |
英連邦競技大会 100m:6位(2014年) 200m:3位(2014年) 4x100mR:優勝(2014年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国内大会決勝 |
ジャマイカ選手権 100m:2位(2014年) 200m:3位(2013年, 2014年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
100m |
10秒03(2016年) 10秒01w(2015年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
200m | 20秒13(2013年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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編集 |
ジェイソン・リバーモア(Jason Livermore、1988年4月25日 ‐ )は、ジャマイカ・キングストン出身の陸上競技選手。専門は短距離走。2013年モスクワ世界選手権男子200mのジャマイカ代表。
経歴
[編集]2013年6月、ジャマイカ選手権の男子200m決勝で20秒13(+0.9)の自己ベストをマークし、ウォーレン・ウィア(19秒79)、ニッケル・アシュミード(20秒06)に次ぐ3位に入った[3]。
2013年8月、モスクワ世界選手権の男子200mで世界大会デビューを果たすと、予選を20秒59(-0.6)の組2着で突破し、初出場ながらセミファイナリストになったが、準決勝は20秒46(0.0)の組5着で敗退した[4]。
2014年5月、世界リレーの男子4×200m予選でジャマイカチームの3走を務め[注 1]、1分20秒15の大会記録(当時)を樹立しての決勝進出に貢献したが、決勝での出番はなかった[5]。
2014年6月、ジャマイカ選手権の男子100mと200mで決勝に進出し、100mはニッケル・アシュミード(10秒06)に敗れ10秒11(-1.5)の2位[6]、200mはラシード・ドワイヤー(20秒04)、ウォーレン・ウィア(20秒17)に次ぐ20秒25(+0.5)の3位に入り[7]、ウサイン・ボルト、ヨハン・ブレーク、アサファ・パウエルなどの有力選手は不在だったものの、両種目で好成績を収めた。
2014年7-8月、英連邦競技大会に出場すると、男子100mはファイナリストになるも10秒18(0.0)の6位でメダルを逃した。しかし、同じくファイナリストになった男子200mでは20秒32(+0.5)をマークし、ラシード・ドワイヤー(20秒14)、ウォーレン・ウィア(20秒26)に次いで銅メダルを獲得した[8]。男子4×100mリレーでは決勝でジャマイカチームの1走を務め、37秒58の大会記録を樹立しての金メダル獲得に貢献し[9]、リレー種目ながら自身初となる主要国際大会のタイトルを獲得した。
2015年5月、世界リレーの男子4×200m決勝でジャマイカチームの3走を務め[注 2]、1分20秒97をマークしての金メダル獲得に貢献した[10][11]。
2016年12月に受けたドーピング検査の尿サンプルからクロミフェンとメステロロンが検出されたため、2019年2月8日までの資格停止処分が下った[12]。治療目的での使用だったが、治療目的使用に係る除外措置適用措置の申請を怠っていた[13]。
自己ベスト
[編集]記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
100m | 10秒03(+1.6) | 2016年6月11日 | キングストン | |
10秒01w(+3.0) | 2015年8月7日 | サンホセ | 追い風参考記録 | |
200m | 20秒13(+0.9) | 2013年6月23日 | キングストン |
主要大会成績
[編集]備考欄の記録は当時のもの
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2007 | パンアメリカン競技大会 (en) | リオデジャネイロ | 100m | 予選 | 10秒86(+1.5) | |
2010 | 北中米カリブU23選手権 (en) | ミラマー | 4x400mR | 4位 | 3分10秒71(3走) | |
2011 | パンアメリカン競技大会 (en) | グアダラハラ | 200m | 準決勝 | 20秒76(+0.1) | |
4x100mR | 予選 | DQ(2走) | ||||
4x400mR | 予選 | 3分10秒05(4走) | 決勝進出 | |||
2013 | 中央アメリカ・カリブ選手権 (en) | モレリア | 200m | 3位 | 20秒29(+0.5) | |
4x100mR | 2位 | 38秒86(4走) | ||||
世界選手権 | モスクワ | 200m | 準決勝 | 20秒46(0.0) | ||
2014 | 世界リレー (en) | ナッソー | 4x200mR | 予選 | 1分20秒15(3走) | 決勝進出[注 3] 大会記録 |
英連邦競技大会 (en) | グラスゴー | 100m | 6位 | 10秒18(0.0) | ||
200m | 3位 | 20秒32(+0.5) | ||||
4x100mR | 優勝 | 37秒58(1走) | 大会記録 | |||
2015 | 世界リレー (en) | ナッソー | 4x200mR | 優勝 | 1分20秒97(3走) | |
パンアメリカン競技大会 (en) | トロント | 100m | 7位 | 10秒17(+1.1) | ||
200m | 予選 | 21秒02(+1.6) | ||||
4x100mR | 決勝 | DNF(1走) | ||||
北中米カリブ選手権 (en) | サンホセ | 100m | 4位 | 10秒13(-0.1) | ||
4x100mR | 優勝 | 38秒07(2走) | 大会記録 | |||
4x400mR | 5位 | 3分06秒79(4走) |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1走はラシード・ドワイヤー、2走はジャーメイン・ブラウン、4走はウォーレン・ウィア。
- ^ 1走はニッケル・アシュミード、2走はラシード・ドワイヤー、4走はウォーレン・ウィア。
- ^ 予選のみ出場。決勝のジャマイカは1分18秒63で優勝。
出典
[編集]- ^ “プロフィール”. 2014年英連邦競技大会公式サイト (2014年). 2016年4月8日閲覧。
- ^ a b “プロフィール”. 2015年パンアメリカン競技大会公式サイト (2015年). 2016年4月8日閲覧。
- ^ “Fraser-Pryce world-leading 22.13, Weir 19.79 on final day of the Jamaican Champs”. 国際陸上競技連盟 (2013年6月24日). 2016年4月8日閲覧。
- ^ “第14回世界選手権男子200m準決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年4月8日閲覧。
- ^ “2014年世界リレー男子4×200mリレー予選リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年4月8日閲覧。
- ^ “VCB, Ashmeade cop sprint titles”. Jamaica Observer (2014年6月28日). 2016年4月9日閲覧。
- ^ “Dwyer, McLaughlin prevail”. Jamaica Observer (2014年6月30日). 2016年4月9日閲覧。
- ^ “Amos defeats Rudisha over 800m at the Commonwealth Games”. 国際陸上競技連盟 (2014年7月31日). 2016年4月8日閲覧。
- ^ “Bolt brings down the curtain on the Commonwealth Games”. 国際陸上競技連盟 (2014年8月2日). 2016年4月8日閲覧。
- ^ “Men's 4x200m – IAAF/BTC World Relays, Bahamas 2015”. 国際陸上競技連盟 (2015年5月4日). 2016年4月8日閲覧。
- ^ “2015年世界リレー男子4×200mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年4月8日閲覧。
- ^ Sanctions for anti-doping rule violations in athletics as of 29 January 2018 (PDF, 154 KB) 国際陸上競技連盟(IAAF Newsletter) 2018年2月2日閲覧
- ^ “Jamaican Commonwealth Games medallist Livermore given two-year doping ban”. insidethegames.biz (2017年10月29日). 2017年10月31日閲覧。
外部リンク
[編集]- ジェイソン・リバーモア - ワールドアスレティックスのプロフィール