ジェトロニクス
種類 | 子会社 |
---|---|
本社所在地 |
オランダ アムステルダム |
設立 | 1887年 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | ワークプレースICTサービス、アプリケーションサービス |
代表者 |
Erik vd Meijden(会長兼CEO) Kevin Roche(副会長兼アメリカ副社長) |
売上高 | 26億ユーロ (2005年) |
従業員数 |
4,000 (2020) 外部リンク = www.getronics.com |
特記事項:親会社:KPN |
ジェトロニクス(Getronics N.V.)は、オランダを本拠地とする総合情報通信技術企業で、ITワークプレース管理サービスとアプリケーションおよびソフトウェア開発サービスを主に行っている。2007年10月、オランダのIT通信企業KPNの子会社となった。
概要
[編集]マイクロソフトとシスコシステムズの製品を使ったソリューションを主に提供しており、企業や組織向けのICT(情報通信技術)システムおよびアプリケーションの設計・インテグレーション・運用を行っている。全世界に約23,000名の従業員を有する。本社機能は2008年にアムステルダムからズーテルメールに移転予定。他に地域本社がボストンとシンガポールにある。
ジェトロニクスは、1887年、Groeneveld, Van der Pol & Co. の Elektrotechnische Fabriek の法人格付与を起源とする。Groeneveld は造船業や建設業向けの装置開発を行っていた。その後約100年間、様々な変化を経て1985年に Geveke Electronics NV となり、1988年には Getronics NV(ジェトロニクス)と改称した。
1999年、ジェトロニクスはワング・ラボラトリーズを買収し、それと同時に海外進出を果たした。
2005年、PinkRoccade と RedSiren を買収し、セキュリティとアプリケーションの分野に拡大した。
2007年7月30日、オランダのIT通信総合企業KPNは7億6600万ユーロでジェトロニクスを買収することを発表した[1]。買収は2007年10月23日に完了した[2]。
2008年、ジェトロニクスは Best Outsourcing Service Providers – The Global Outsourcing 100 に選ばれた[3]。
日本法人
[編集]日本法人は、オリベッティ旧日本法人である、日本オリベッティをNTTデータが買収して改称した合弁会社、NTTデータジェトロニクスから改称されたNTTデータルウィーブが担当している。
脚注
[編集]- ^ van de Hoef, Marcel (2007年7月30日). “Royal KPN Agrees to Buy Getronics for EU766 Million”. Bloomberg 2007年7月30日閲覧。
- ^ “KPN completes Getronics acquisition”. Reuters. (2007年10月23日) 2007年10月29日閲覧。
- ^ “The 2008 Global Outsourcing 100”. 国際アウトソーシング専門家協会. 2019年2月7日閲覧。