ジェフ・ヒーリー
ジェフ・ヒーリー | |
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ジェフ・ヒーリー (2002) | |
基本情報 | |
出生名 | Norman Jeffrey Healey |
生誕 |
1966年3月25日 カナダオンタリオ州トロント |
死没 |
2008年3月2日(41歳没) カナダオンタリオ州トロント |
ジャンル | ブルースロック、ブルース、ジャズ |
職業 | ミュージシャン |
担当楽器 | ギター、トランペット、クラリネット |
活動期間 | 1988年 - 2008年 |
レーベル |
アリスタ・レコード ストーニー・プレイン |
公式サイト | www.JeffHealey.com |
ジェフ・ヒーリー (Jeff Healey、1966年3月25日 - 2008年3月2日) は、カナダのギタリスト、シンガー。本名、ノーマン・ジェフリー・ヒーリー。1988年のデビュー当時はブルースロックを前面に押し出していたが、ジャズもプレイする。ヒザの上にギターを置き、上からフィンガーボードを押さえる独特の奏法でプレイする。
来歴
[編集]カナダのトロントに生まれたヒーリーは、1歳のときガンにより失明する[1]。3歳でギターを弾くようになり、17歳のときに初めてのバンドを結成した。その演奏スタイルは、ひざの上にギターを置いて、両手の10本の指を自在に滑らせるというもので、彼独特の奏法である。
パトリック・スウェイジ主演の映画『ロードハウス/孤独の街』(1989年) に出演し、それがきっかけとなりアリスタ・レコードと契約。1988年にアルバムSee the Lightでデビューを果した。そこからのシングルカット曲である「Angel Eyes」は、全米ヒットチャート(ビルボード誌_HOT 100 Singles)で最高位5位、89年_年間チャートでも80位にランクされる大ヒットとなった。
アリスタからは、ジェフ・ヒーリー・バンド名義で計4枚のアルバムをリリースした。その後は、トラディショナルなジャズの作品も手がけている。また、地元トロントでは自身のクラブ"Jeff Healey's Road House"を経営。またラジオのDJも務めた。
2007年にはガンを取り除くために脚と肺の手術を受けている[2]。闘病生活を送りながらも演奏活動は続け、2008年に久々のブルースロック・アルバムMess of the Bluesを完成させた。そのリリースを目前に控えた2008年3月2日、トロントのセントジョセフ病院にてガンのために亡くなった。41歳だった[3]。
ディスコグラフィー
[編集]- 1988年 See the Light (Arista)
- 1989年 Road House: The Original Soundtrack (Arista)
- 1990年 Hell to Pay (Arista)
- 1992年 Feel This (Arista)
- 1995年 Cover to Cover (Arista)
- 2000年 Get Me Some (Eagle)
- 2002年 Among Friends (Stony Plain)
- 2004年 Adventures in Jazzland (Stony Plain)
- 2006年 It's Tight Like That (Stony Plain)
- 2008年 Mess of Blues (Stony Plain)