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ジェリー・ペイトン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェリー・ペイトン
2012年のペイトン
名前
本名 ジェラルド・ジョセフ・ペイトン
Gerald Joseph Peyton
ラテン文字 Gerry Peyton
基本情報
国籍 アイルランドの旗 アイルランド
生年月日 (1956-05-20) 1956年5月20日(68歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド バーミンガム
身長 188cm
選手情報
ポジション GK
ユース
1974-1975 イングランドの旗 アザーストーン・タウン
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1975-1977 イングランドの旗 バーンリー 30 (0)
1977-1986 イングランドの旗 フラム 345 (0)
1984 イングランドの旗 サウスエンド・ユナイテッド (loan) 10 (0)
1986-1991 イングランドの旗 ボーンマス 202 (0)
1991-1993 イングランドの旗 エヴァートン 0 (0)
1991-1992 イングランドの旗 ボルトン・ワンダラーズ (loan) 1 (0)
1992 イングランドの旗 ノリッジ (loan) 0 (0)
1992 イングランドの旗 ブレントフォード (loan) 19 (0)
1993 イングランドの旗 チェルシー (loan) 1 (0)
1993-1994 イングランドの旗 ウェストハム・ユナイテッド 0 (0)
代表歴
1977-1992 アイルランドの旗 アイルランド 33 (0)
1983  U-21アイルランド 2 (0)
1992 アイルランドの旗 アイルランドB 1 (0)
監督歴
1995-1997 日本の旗 ジュビロ磐田(GKコーチ)
1997-1998 日本の旗 ヴィッセル神戸(GKコーチ)
1998-2000 スウェーデンの旗 AIK(GKコーチ)
2001-2003 イングランドの旗 フラム(GKコーチ)
2003-2018 イングランドの旗 アーセナル(GKコーチ)
2018-2019 日本の旗 清水エスパルス(コーチ)
2020-2021 インドの旗 オディシャ(コーチ)
2021 インドの旗 オディシャ(暫定)
2021-2022 日本の旗 相生学院高等学校
2023 日本の旗 横浜FC (セットプレーコーチ兼アナリスト)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ジェリー・ペイトンGerald Joseph "Gerry" Peyton, 1956年5月20日 - )は、アイルランドの元同国代表サッカー選手。ポジションはGK

経歴

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選手歴

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イングランドバーミンガムにて生まれる。1976年7月にバーンリーFCでプロデビューを果たし、翌年10月にフラムFCに移籍。1981-82シーズンにフットボールリーグ・サードディビジョン(現在のEFLリーグ2)のPFA年間ベストイレブンを受賞する[1]。1984年にはサウスエンド・ユナイテッドFCに短期ローンを経験している。その後フラムに復帰し、1986年まで在籍した。

1986年、AFCボーンマスに移籍。1986-87シーズンにサードディビジョンで優勝を果たし、再びFA年間ベストイレブンを受賞[2]

1991年、エヴァートンFCに移籍するが、短期ローンでボルトン・ワンダラーズFCノリッジ・シティFCブレントフォードFCチェルシーFCを渡り歩くこととなった。1993年夏にウェストハム・ユナイテッドFCに移籍して1シーズン過ごした後に引退。プロ選手としてイングランドのリーグで通算600試合以上に出場した。

代表歴

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アイルランド代表で公式戦33試合に出場した。出場機会はなかったもののUEFA欧州選手権1988および1990 FIFAワールドカップに代表の一員としてベンチ入りしている[3][4]

指導者歴

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選手引退後は指導者に転身し、主にゴールキーパーコーチを務めてきた。日本ジュビロ磐田ヴィッセル神戸でそれぞれ1995年から1997年、1997年から1998年にかけてゴールキーパーコーチを務め、1998年から2シーズンスウェーデンAIKソルナでゴールキーパーコーチを務めた。2001年から2シーズン古巣のフラムFCジャン・ティガナ監督の下でゴールキーパーコーチを務め、エトヴィン・ファン・デル・サールらを指導した。

2003年からはアーセナルFCのゴールキーパーコーチとしてアーセン・ベンゲル監督の下でイェンス・レーマンウカシュ・ファビアンスキヴォイチェフ・シュチェスニーエミリアーノ・マルティネスらを指導してきた[5]

2018年7月14日、清水エスパルスのコーチに就任[6]。2019年5月15日にゴールキーパーコーチに配置転換され[7]、同年6月23日に双方合意の上で契約解除となった[8]

2020年6月、インディアン・スーパーリーグオディシャFCのアシスタントコーチに就任し、スチュアート・バクスター監督を補佐することとなった[9]。2021年2月にバクスターが解任されてペイトンが暫定監督を務めた[10]

2021年6月1日、カマタマーレ讃岐監督に就任したゼムノビッチ・ズドラブコの後任として相生学院高等学校サッカー部監督に就任[11][5]

2023シーズンより横浜FCのセットプレーコーチ兼アナリストに就任。[12]

脚注

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  1. ^ Lynch. The Official P.F.A. Footballers Heroes. p. 144 
  2. ^ Lynch. The Official P.F.A. Footballers Heroes. p. 146 
  3. ^ Where are they now? Ireland's Euro '88 squad”. The 42 (2016年6月4日). 2021年6月20日閲覧。
  4. ^ Daniel McDonnell (2015年6月8日). “The Heroes of Italia 90 - Where are they now?”. Independent.ie. 2021年6月20日閲覧。
  5. ^ a b 加部究 (2021年6月19日). “なぜアーセナルで世界トップクラスのGKを育てたアイルランド人指導者は、日本の高校で監督を引き受けたのか?”. サッカーダイジェスト. 2021年6月20日閲覧。
  6. ^ ジェリー ペイトン コーチ就任のお知らせ』(プレスリリース)清水エスパルス、2018年7月14日https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/404342021年6月20日閲覧 
  7. ^ ジェリー ペイトン ゴールキーパーコーチ就任のお知らせ』(プレスリリース)清水エスパルス、2019年5月15日https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/426012021年6月20日閲覧 
  8. ^ ジェリー ペイトンGKコーチ 契約解除のお知らせ』(プレスリリース)清水エスパルス、2019年6月23日https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/428462021年6月20日閲覧 
  9. ^ ISL: Odisha FC signs Gerry Peyton as assistant coach”. SPORTSTAR (2020年6月26日). 2021年6月20日閲覧。
  10. ^ IISL 2020-21: Odisha appoint Gerald Peyton as interim coach”. ESPN (2021年2月4日). 2021年6月20日閲覧。
  11. ^ ジェリーペイトン 監督就任のお知らせ』(プレスリリース)相生学院高等学校、2021年6月1日https://sc.footballnavi.jp/aioigakuin/news_view.php?kn=2932021年6月20日閲覧 
  12. ^ ジェリー ペイトン氏 セットプレーコーチ兼アナリスト就任のお知らせ 横浜FC 2022年12月30日

外部リンク

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