ジェームス・P・ゴーマン
ジェームス・ゴーマン James Gorman | |
|---|---|
 2021年 | |
| 生誕 |
James Patrick Gorman 1958年7月14日（66歳）  オーストラリアメルボルン |
| 出身校 |
メルボルン大学（B.A.、L.L.B.） コロンビア大学（MBA） |
| 職業 | 投資家 |
| 著名な実績 | モルガン・スタンレー CEO |
| 肩書き | モルガン・スタンレー 会長 |
| 子供 | 2人 |
ジェームス・パトリック・ゴーマン（James Patrick Gorman、1958年7月14日[1] - ）は、アメリカ合衆国の投資家。モルガン・スタンレーの会長で同社の元最高経営責任者。
来歴
[編集]オーストラリアメルボルンに生まれる[1]。父は技術コンサルタントとして働いていた[2]。
ザビエル大学に通い、その後はメルボルン大学にてB.A.とL.L.B.を取得した[3]。
1982年、法律事務所フィリップス・フォックス・アンド・マゼル（現：DLA Piper）に入所し、弁護士であった[3]。その後、渡米してコロンビア・ビジネス・スクールに通い、MBAを取得した[3]。
マッキンゼー・アンド・カンパニー、メリルリンチを経て[3]、2006年2月にモルガン・スタンレーにグローバル・ウェルス・マネジメント・グループ（GWMG）の社長兼最高執行責任者として入社[4]。2007年7月に最高財務責任者だったコルム・ケレハーと共にストラテジックプランニング共同責任者に就任し[4]、2007年11月にワリド・チャンマーと共にモルガン・スタンレーの共同社長に任命された[5]。
2010年1月1日、モルガン・スタンレーの最高経営責任者に任命された[4]。2012年1月1日、退任したジョン・マックの後任で同社会長に就任し、以降は会長兼CEOとなった[6]。また、筆頭株主である三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）との関係強化にも尽力した[7]。
2020年1月26日、オーストラリア勲章（区分：Officer）を授与された[8]。
2023年12月31日をもってモルガン・スタンレーのCEOを退任した[7]。2024年1月1日以降は兼務していた会長にとどまり、後任のCEOは同社の共同社長で投資銀行部門幹部だったテッド・ピックに引き継がれた[7][9]。
人物
[編集]ペニーと結婚しており、子供が2人いる[2]。
脚注
[編集]- ^ a b “Can James Gorman make Morgan Stanley great again?”. Fortune (2011年3月30日). 2023年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月27日閲覧。
- ^ a b “New master of the universe: a straight-talking 'native of Australia'”. The Australian (2009年9月12日). 2009年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月27日閲覧。
- ^ a b c d “10 Things You Didn't Know About Morgan Stanley CEO James Gorman”. MoneyINC (2020年4月8日). 2020年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月27日閲覧。
- ^ a b c “モルガン・スタンレー、CEO の後継プランについて発表”. モルガン・スタンレー (2009年9月10日). 2023年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月27日閲覧。
- ^ “Walid Chammah and James Gorman Named Co-Presidents of Morgan Stanley”. Morgan Stanley (2007年11月29日). 2014年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月27日閲覧。
- ^ “米モルガン・スタンレーのマック会長、年内で引退”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社 (2011年9月16日). 2023年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月27日閲覧。
- ^ a b c “モルガン・スタンレー、ゴーマンCEOが来年１月退任…MUFGとの関係強化に尽力”. 読売新聞. 読売新聞社 (2023年10月26日). 2023年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月27日閲覧。
- ^ “Award Extract - Australian Honours Search Facility”. PM&C. 2023年10月27日閲覧。
- ^ “モルガンSが次期CEOにピック氏指名、ゴーマン氏は執行会長に”. ロイター (2023年10月26日). 2023年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月25日閲覧。