ジメシチルアンモニウムペンタフルオロベンゼンスルホナート
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ジメシチルアンモニウムペンタフルオロベンゼンスルホナート | |
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dimesitylammonium pentafluorobenzenesulfonate | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 850629-65-1 |
PubChem | 53428379 |
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特性 | |
化学式 | C24H24F5NO3S |
モル質量 | 501.509 g/mol |
外観 | 白色の結晶性粉末 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ジメシチルアンモニウムペンタフルオロベンゼンスルホナート(dimesitylammonium pentafluorobenzenesulfonate)とは、ジアリールアミンとペンタフルオロベンゼンスルホン酸の塩で、エステル化の縮合触媒(縮合剤)である。
2005年に石原一彰らによって開発された[1]。エステル化で副生する水を除去する必要がなく、幅広いカルボン酸とアルコールの組み合わせが可能である。
概要
[編集]ジメシチルアンモニウムペンタフルオロベンゼンスルホナートは嵩高い構造をしており、活性中心の疎水性を高めている。その結果、縮合反応で生じる副生成物のH2Oを遠ざけることになり、逆反応である加水分解を抑える働きをすると考えられている。
脚注
[編集]- ^ Ishihara, K,; Nakagawa, S.; Sakakura, A. "Bulky Diarylammonium Arenesulfonates as Selective Esterification Catalysts". J. Am. Chem. Soc. 2005, 127, 4168–4169. doi:10.1021/ja050223v