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ジャパンオープン (ビリヤード)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジャパンオープンは、日本ビリヤード協会(NBA)、日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)が主催して行っている大会。G1クラスに分類される。ナインボールで競技されている。全日本選手権と並ぶ日本国内のビッグタイトルでありながら、海外からプロだけでなくアマチュアに対しても平等に門が開かれており、毎年数百名にも上る参加者により熱い戦いが繰り広げられている。

ここ数年は、決勝日は東京竹芝のニューピアホール特設会場で開催され、多くのビリヤードファンが観戦に訪れている。

2011年は3月中旬に3日間の日程で開催が予定されていたが、震災の影響を受け延期され、7月9日・10日の2日間開催に変更となった。

2020、2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催が中止され、2022年に3年振りに開催された。

歴史

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1988年に初開催。 1999年より特設会場で本戦が開催される。 2003年、男子史上初となるアマチュア優勝者(西嶋大策;後にJPBAプロ入り)が出現した。しかし、男子はそれ以降海外選手に優勝カップをさらわれている。 2011年、初となる10ボールコールショットが採用される。

最多優勝数(2022年現在):男子の部はかつての9ボール世界選手権チャンピオン奥村健(現在はJPBAを引退し、スリークッションのJPBFプロに)の4回。女子の部は、梶谷景美の4回。

国別優勝回数(2022年現在):男子の部は日本(14回)、フィリピン(14回)、台湾(4回)、メキシコ(1回)。女子の部は日本(23回)、台湾(8回)、中国(1回)。連続優勝回数(2022年現在):男子の部は奥村健の2年連続(1994-1995)。女子の部は梶谷景美の3年連続(1999-2001)。

歴代優勝者

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歴代優勝者一覧
開催年 期間 男子優勝者 女子優勝者
1988 - 奥村健日本の旗 日本 -
1989 - 張其尭(中華民国の旗 台湾 三浦陽子(日本の旗 日本
1990 - イスマエル・パエス(メキシコの旗 メキシコ 渡部重美(日本の旗 日本
1991 - 永田修治(日本の旗 日本 織内理絵(日本の旗 日本
1992 - フランシスコ・ブスタマンテフィリピンの旗 フィリピン 原田美恵子(日本の旗 日本
1993 - 利川章雲(日本の旗 日本 三浦陽子(日本の旗 日本
1994 - 奥村健(日本の旗 日本 高木まき子(日本の旗 日本
1995 - 奥村健(日本の旗 日本 上村洋子(日本の旗 日本
1996 - 高橋邦彦日本の旗 日本 上村洋子(日本の旗 日本
1997 - ロエル・エスキリオ(フィリピンの旗 フィリピン 梶谷景美日本の旗 日本
1998 - エルビス・ペレス(フィリピンの旗 フィリピン 曽根恭子(日本の旗 日本
1999 - 奥村健(日本の旗 日本 梶谷景美日本の旗 日本
2000 3月25日 ~ 3月26日 川端聡(日本の旗 日本 梶谷景美日本の旗 日本
2001 3月24日 ~ 3月25日 逸野暢晃(日本の旗 日本 梶谷景美日本の旗 日本
2002 3月23日 ~ 3月24日 フランシスコ・ブスタマンテ(フィリピンの旗 フィリピン 夕川景子(日本の旗 日本
2003 3月22日 ~ 3月23日 西嶋大策(日本の旗 日本 高木まき子(日本の旗 日本
2004 3月20日 ~ 3月21日 夏揮凱(中華民国の旗 台湾 高淑品(中華民国の旗 台湾
2005 3月19日 ~ 3月20日 エフレン・レイズフィリピンの旗 フィリピン 周萌萌(中華人民共和国の旗 中国
2006 3月18日 ~ 3月19日 アントニオ・リニング(フィリピンの旗 フィリピン 蘇憶雲(中華民国の旗 台湾
2007 3月17日 ~ 3月18日 アレックス・パグラヤン(フィリピンの旗 フィリピン 福家美幸(日本の旗 日本
2008 3月21日 ~ 3月22日 デニス・オルコロ(フィリピンの旗 フィリピン 福家美幸(日本の旗 日本
2009 3月21日 ~ 3月22日 ラミル・ガレゴ(フィリピンの旗 フィリピン 譚湘玲(中華民国の旗 台湾
2010 3月20日 ~ 3月21日 フランシスコ・ブスタマンテ(フィリピンの旗 フィリピン 周捷妤(中華民国の旗 台湾
2011 7月9日 ~ 7月10日 張榮麟(中華民国の旗 台湾 魏子茜(中華民国の旗 台湾
2012 6月2日 ~ 6月3日 ワレン・キアムコ(フィリピンの旗 フィリピン 梶谷景美日本の旗 日本
2013 7月13日 ~ 7月15日 土方隼斗(日本の旗 日本 河原千尋(日本の旗 日本
2014 7月19日 ~ 7月21日 アントニオ・リニング(フィリピンの旗 フィリピン 呉芷婷(中華民国の旗 台湾
2015 7月18日 ~ 7月20日 カルロ・ビアド(フィリピンの旗 フィリピン 河原千尋(日本の旗 日本
2016 7月16日 ~ 7月18日 土方隼斗(日本の旗 日本 栗林美幸(日本の旗 日本
2017 7月15日 ~ 7月17日 張榮麟(中華民国の旗 台湾 平口結貴(日本の旗 日本
2018 7月14日 ~ 7月16日 Lee Vann Corteza(フィリピンの旗 フィリピン 郭思延(中華民国の旗 台湾
2019 7月13日 ~ 7月15日 大井直幸(日本の旗 日本 陳佳樺(中華民国の旗 台湾
2020 中止 - -
2021 中止 - -
2022 9月3日、10月22~23日 飯間智也(日本の旗 日本 佐藤麻子(日本の旗 日本
2023 飯間智也(日本の旗 日本 青木知枝
2024 ジェフリー・イグナシオ(フィリピンの旗 フィリピン ワン・ワンリン

関連項目

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参考文献

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外部リンク

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