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ジャパンSDGsアクション推進協議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジャパンSDGsアクション推進協議会(ジャパンエスディージーズアクションすいしんきょうぎかい)は2020年7月9日に発足した、SDGs(持続可能な開発目標)のより一層の認知拡大・行動の促進を目的とする組織。

外務省環境省経産省神奈川県など官公庁のほか経団連慶應義塾大学SFC研究所 X.SDG Lab.など官民一体の15団体からなる。会長を務めるのは、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授の蟹江憲史

主な活動は以下の通り。

SDGs peopleの選出

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SDGsアクションに取り組む人を「SDGs people」とし、女優で創作あーちすとの のんが第一号となった[1]。SNSなどを通じてSDGs活動の発信に取り組んでいる。

SDGs people 第1号 のん(女優・創作あーちすと)
SDGsをテーマにしたテレビアニメ(NHKEテレ)やYouTube動画で声の出演やナレーションを担当した。また朝日新聞社主催の朝日地球会議2020[2]、 2021[3]につづけて参加し、朝日新聞社のweb系メディアであるwithnews編集長奥山 晶二郎氏や国連広報センター所長根本かおる氏との対談、絵本の朗読を行った。あわせてのんが担当しているwithnews連載「SDGs最初の一歩」[4]にて東北の復興支援や衣類のアップサイクル(付加価値をつける点でリサイクルとは異なる)など、自身の取り組みを紹介しているほか、最終回ではSDGsについて理解を深めるオリジナルキャラクターを制作し漫画を公開した。NHK『クローズアップ現代+』で取り組みが紹介されたほか、インタビュー記事『のんさん流SDGs「身近なところから始めよう」』が公式サイト企画「みんなでプラス - みんなの声で”社会を”プラスに変える」に掲載された[5]。またのんをSDGs People 第1号に選出したジャパンSDGsアクション推進協議会主催のジャパンSDGsアクションフェスティバルに登壇し、『 一人一人の力を生かす「新しい復興支援」』をテーマに「災害支援手帖」を作成した荻上チキとトークセッションを行った(2021年3月26日)[6]
さかなクン(魚類学者)
外務省から、昨年に続き「海とさかなの親善大使」としての業務を委嘱された。SDGsゴール14の推進を始めとする、持続可能で豊かな海の実現に向けた取組を担っている。子供向けの講演会などを多数行っている。[7]
たかまつなな(笑下村塾取締役)
授業で使用しているゲームをしながら、楽しくSDGsが学べるカードゲームの単独販売や笑下村塾が開発した教材を使用して、SDGsの授業ができるファシリテーターの育成を行う[8]
ほかのSDGs people
サッカー選手長谷部誠、推進協議会会長の蟹江憲史らと企業1社がSDGs peopleとなっている[9][10]

ジャパンSDGsアクションフェスティバル

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2021年3月26日から27日の2日間開催。東北復興支援やローカルSDGs[11]、気候変動への挑戦とコロナ禍からのグリーンリカバリー[12]など昨今の社会情勢を反映したセッションも行われた。また、ビジネスSDGsアクションのメディアパートナーである朝日新聞社系のwithnewsやNHKエンタープライズなどのメディアも参加した。

ビジネスSDGsアクション

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各界からプレミアムパートナー、オフィシャルパートナーとなり、メディアパートナーも参加している[13]。連携パートナーは現在交通機関が多い。

連携イベント

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ジャパンSDGsアクションフェスティバルで紹介されたイベントには、SDGs169ターゲットアイコン日本版の発表会、SDGsアート展「Co-Exist・Co-Create」[14]などが、17の目標の多くに触れている。

脚注

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  1. ^ “ジャパンSDGsアクション発足、のんが「SDGs People」第1号に”. AdverTimes. (2020年7月29日). https://www.advertimes.com/20200729/article320084/ 2022年4月14日閲覧。 
  2. ^ 朝日地球会議2020 新しい未来のための5日間”. 朝日新聞社 (2020年10月11日). 2022年4月14日閲覧。
  3. ^ 朝日地球会議2021 希望と行動が世界を変える”. 朝日新聞社 (2021年10月17日). 2022年4月14日閲覧。
  4. ^ withnews連載”SDGs最初の一歩””. 朝日新聞社 (2020年8月17日から2021年8月11日). 2022年4月14日閲覧。
  5. ^ のんさん流SDGs「身近なところから始めよう」”. NHK (2020年10月14日). 2022年4月14日閲覧。
  6. ^ 1日目チャンネル1”. ジャパンSDGsアクション推進協議会 (2020年3月27日). 2022年4月14日閲覧。
  7. ^ さかなクンに対する「海とさかなの親善大使」の委嘱”. 外務省 (2022年1月4日). 2022年4月14日閲覧。
  8. ^ 「年間1万人以上の方に社会問題を笑って学べる授業を届けています!”. 笑下村塾. 2022年4月14日閲覧。
  9. ^ SDGs People からのメッセージ”. ジャパンSDGsアクション推進協議会 (2021年11月25日). 2022年4月14日閲覧。
  10. ^ SDGs Peopleインタビュー”. ジャパンSDGsアクション推進協議会 (2021年11月25日). 2022年4月14日閲覧。
  11. ^ 1日目チャンネル1”. ジャパンSDGsアクション推進協議会 (2020年3月27日). 2022年4月13日閲覧。
  12. ^ 2日目チャンネル1”. ジャパンSDGsアクション推進協議会 (2020年3月27日). 2022年4月14日閲覧。
  13. ^ ビジネスSDGsアクション”. ジャパンSDGsアクション推進協議会 (2021年3月27日). 2022年4月14日閲覧。
  14. ^ 連携イベント”. ジャパンSDGsアクション推進協議会 (2021年3月27日). 2022年4月14日閲覧。

外部リンク

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