ジャン=アントワーヌ=マリー・イドラック
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ジャン=アントワーヌ=マリー・イドラック Jean-Antoine-Marie Idrac | |
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イドラック作『サランボー』(1882)オーギュスタン美術館蔵 | |
生誕 |
1849年4月14日 フランス,トゥールーズ |
死没 |
1884年12月27日 フランス,パリ |
ジャン=アントワーヌ=マリー・イドラック(Jean-Antoine-Marie Idrac、1849年4月14日 - 1884年12月27日)[1]はフランスの彫刻家である。
略歴
[編集]トゥールーズで生まれた。トゥールーズ出身の彫刻家、アレクサンドル・ファルギエール(Alexandre Falguière)や彫刻家のピエール=ジュール・カヴァリエ(Pierre-Jules Cavelier)に学んだ。1873年にローマ賞の彫刻部門を受賞し[2]、ローマに留学し、ローマで活動した。
帰国後、パリ市庁舎に14世紀に国王に反抗した市民指導者のエティエンヌ・マルセルのモニュメントの制作を始めたが、完成する前の1884年に死去した。作品はローラン・マルケスト(Laurent Marqueste)が、完成させた[2]。
神話に題材を取った作品を制作した。イドラックの代表作には、ギュスターヴ・フロベールの歴史小説の主人公を題材にした『サランボー』などがある。
作品
[編集]-
エティエンヌ・マルセルのモニュメント