ジャン=ルイ・アモン
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ジャン=ルイ・アモン Jean-Louis Hamon | |
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生誕 |
1821年5月5日 フランス,Plouha |
死没 |
1874年5月29日 フランス,パリ |
ジャン=ルイ・アモン(Jean-Louis Hamon、1821年5月5日 – 1874年5月29日)はフランスの画家である。Neo-Grec(新ギリシア)様式の画家である。
略歴
[編集]現在のコート=ダルモール県のプルーア(Plouha)で生まれた。初め神学校で聖職者となるための教育を受けるが、画家になる気持ちが強まり、家族の反対に抗して画家への道に進むことになった。19歳で、パリに移り、故郷の町から与えられた少ない奨学金だけで修業を始めた。パリではポール・ドラローシュやシャルル・グレールの指導を受け、1849年にサロン・ド・パリに出展したが、十分な評価は得られなかった[1]。
画家として評価が得られなかった間、セーブル国立製陶所で陶磁器のデザインの仕事で働いた。アモンのデザインした陶芸品が1851年のロンドン万国博覧会で賞を得て注目され、1852年に再びサロンに絵画の出展をはじめ、その年、作品のひとつがナポレオン3世に買い上げられ、1853年には3位のメダルを受賞するなど成功した[2]。1855年のパリ万国博覧会にデザインした陶器とともに絵画も出展し、入賞した。
古代ギリシャとローマへの関心が高まった19世紀半ばのフランスに現れた、Neo-Grec(新ギリシア)様式の画家として知られる。
作品
[編集]脚注
[編集]- ^ “Joconde - catalogue - dictionnaires”. www2.culture.gouv.fr. 2023年9月18日閲覧。
- ^ “Comédie humaine - Jean-Louis Hamon | Musée d'Orsay”. www.musee-orsay.fr. 2023年9月18日閲覧。
参考文献
[編集]- Honoré Champion, « Le peintre de la renaissance néo-grecque : Jean-Louis Hamon », in Charles Le Goffic, L'âme bretonne, série 1, 1902, pp. 179-194
- Eugène Hoffmann, Jean-Louis Hamon peintre (1821-1874), Paris, 1903, 140 p.