ジョアンナ (スコット・ウォーカーの曲)
「ジョアンナ」 | ||||
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スコット・ウォーカー の シングル | ||||
B面 |
Always Coming Back to You ザ・プレイグ | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチ・シングル | |||
録音 | 1968年 | |||
ジャンル | ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | フィリップス・レコード | |||
作詞・作曲 |
トニー・ハッチ ジャッキー・トレント | |||
プロデュース |
ジョン・フランツ ピーター・ナイト | |||
スコット・ウォーカー シングル 年表 | ||||
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「ジョアンナ」(Joanna) は、作詞作曲チームであったイングランド人夫妻、トニー・ハッチとジャッキー・トレントが、1968年にアメリカ人のシンガーソングライター、スコット・ウォーカーのために書き下ろした楽曲。この曲はウォーカーにとって、イギリスにおける2枚目のソロ・シングルとなった。伴奏は、ピーター・ナイトが指揮した。
作詞作曲のクレジットはハッチとトレントになっているが、ジャーナリストのジョー・ジャクソン (Joe Jackson) の記事「The Fugitive Kind」によると、歌詞の中の重要な一部はウォーカーが書いたものだという。ウォーカーはジャクソンに、「歌詞の "lived in your eyes completely" のところは全部僕がやったし、締めくくりの1行 "you may remember me and change your mind" も僕が書いた」と述べたとされる[2]。
「ジョアンナ」はヒットして、ウォーカーの代表作のひとつとなり、全英シングルチャートに11週とどまり、1968年6月には最高7位まで上昇した。この曲のインストゥルメンタル版は、1969年にウォーカーが出演した英国放送協会 (BBC) のテレビ・シリーズ『Scott』のテーマ曲として用いられた。
シングルのB面には、1967年のアルバム『スコット (Scott)』に収録されていた「Always Coming Back to You」が収められた[3]。B面の伴奏は、レグ・ゲスト (Reg Guest) が指揮した。
日本盤シングルのB面には、イギリスなどでは既に1967年に「ジャッキー (Jackie)」のB面曲として発表されていた「ザ・プレイグ (The Plague)」が収められた[4][5]。
トラックリスト
[編集]「S. Engel」はスコット・ウォーカーの別名義。
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「Joanna」 | Tony Hatch, Jackie Trent | |
2. | 「Always Coming Back To You」 | S. Engel |
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「ジョアンナ / Joanna」 | Tony Hatch, Jackie Trent | |
2. | 「ザ・プレイグ / The Plague」 | S. Engel |
チャート
[編集]チャート(1968年) | 最高位 |
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イギリス 全英シングルチャート | 7[6]。 |
脚注
[編集]- ^ “45cat – Scott Walker – Joanna / Always Coming Back To You – Philips – UK – BF 1662”. 45cat. September 25, 2014閲覧。
- ^ Williams, Lewis (2006). Scott Walker – The Rhymes of Goodbye (1st ed.). London: Plexus. p. 77. ISBN 0-85965-395-1
- ^ Scott Walker – Joanna - Discogs (発売一覧)
- ^ スコット・ウォーカー* = Scott Walker – ジョアンナ = Joanna - Discogs
- ^ Scott Walker – Jackie / The Plague - Discogs (発売一覧)
- ^ “Official Singles Chart Top 50 / 05 June 1968 - 11 June 1968”. Official Charts Company. 2020年8月26日閲覧。
外部リンク
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