コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ジョアン・オマリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョアン・オマリ
名前
カタカナ ジョアン オマリ
ラテン文字 JOAN OUMARI
アラビア語 جوان العمري
基本情報
国籍 レバノンの旗 レバノン
ドイツの旗 ドイツ
生年月日 (1988-08-19) 1988年8月19日(36歳)
出身地 ドイツの旗 ベルリン
身長 187cm
体重 82kg
選手情報
ポジション DF
利き足 左足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2008 ドイツの旗 フクス・ライニッケンドルフ 53 (6)
2008-2011 ドイツの旗 SVバベルスベルク 54 (1)
2011-2013 ドイツの旗 FCロートヴァイス・エアフルト 62 (3)
2013-2015 ドイツの旗 FSVフランクフルト 64 (2)
2016 トルコの旗 スィヴァススポル 30 (1)
2017-2019 アラブ首長国連邦の旗 アル・ナスル 41 (1)
2018 日本の旗 サガン鳥栖 (loan) 11 (1)
2019 日本の旗 ヴィッセル神戸 4 (1)
2020-2021 日本の旗 FC東京 32 (2)
2022 日本の旗 サガン鳥栖 1 (0)
通算 352 (18)
代表歴
2013-2022 レバノンの旗 レバノン 28 (4)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ジョアン・オマリ(Joan Oumari、1988年8月19日[1] - )は、ドイツベルリン出身の元プロサッカー選手。ポジションはDF。元レバノン代表

クラブ経歴

[編集]

NFCロート=ヴァイス・ベルリンというベルリンの地元クラブでプレーをはじめ、数年後にフクス・ベルリン・ライニッケンドルフのユースチームに移籍。2006-07年シーズン中に当時ドイツ5部リーグに所属していたトップチームに昇格した。

2008-09シーズン、兄とともにブランデンブルク州の州都ポツダムを本拠地とするSVバベルスベルクに移籍。

2011年5月、ドイツ中央部のテューリンゲン州エアフルトを本拠地とするFCロートヴァイス・エアフルトと2年契約を結んだ[2]

2013年夏、ブンデスリーガ2部FSVフランクフルトに移籍。

2015–16シーズン冬の移籍ウインドウでトルコのスィヴァススポルに移籍[3]。同シーズンのスィヴァススポルは下位で苦しんでおり、スュペル・リグ(1部リーグ)16位となり2部リーグにあたるTFF1.リグへの降格を経験する。2016-17シーズンはスュペル・リグ昇格にむけてTFF1.リグで首位を走るチーム状況であったが、シーズン半ばの移籍期間にアラブ首長国連邦(UAE)の強豪からオファーを受ける。

2017年1月、UAE「アラビアン・ガルフ・リーグ」で戦うアル・ナスルSCに2年半契約で加入[4]

2018年8月2日、同年12月31日までの期限付き移籍サガン鳥栖へ加入することが発表された[5]。10月20日、J1リーグ第30節ベガルタ仙台戦で移籍後初得点となるヘディングシュートを決めた。

期限付き期間が満了となり、2019年よりアル・ナスルに復帰したが、同年7月23日にヴィッセル神戸に完全移籍で加入する事を発表[6]。10月19日、FC東京戦にて加入後初ゴールを決めた。

2020年1月10日、FC東京へ完全移籍[7]。2021年シーズン終了後、契約満了により退団[8]

2022年2月25日、4年ぶりにサガン鳥栖へ復帰することが発表された[9]

2022年8月21日、サガン鳥栖から契約解除が発表された。

代表歴

[編集]

オマリはドイツ首都であるベルリンで生まれ育ったが、両親が共にレバノン人のため、レバノン代表でのプレーを選んだ。

2013年9月7日、シリア代表との親善試合でレバノン代表初出場。2015年11月12日のラオス代表戦でミドルシュートから代表初ゴールを決めた[10]

2018年12月、レバノンにとって5大会ぶり2度目の大会出場となるAFCアジアカップ2019参加メンバーに選出された[11]。グループステージ全3試合でフル出場したが、チームはグループ3位(1勝2敗)となりグループステージ敗退となった。

個人成績

[編集]
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
ドイツ リーグ戦 リーグ杯DFBポカール 期間通算
2008-09 バベルスベルク 14 レギオナルリーガ 14 0 - 0 0 14 0
2009-10 11 0 - 0 0 11 0
2010-11 3. リーガ 27 1 - 0 0 27 1
2011-12 ロートヴァイス 5 29 2 - 0 0 29 2
2012-13 33 1 - 0 0 33 1
2013-14 FSVフランクフルト 17 2.ブンデス 28 1 - 2 0 30 1
2014-15 24 1 - 1 0 25 1
2015-16 12 0 - 2 0 14 0
トルコ リーグ戦 トルコ杯オープン杯 期間通算
2015-16 スィヴァススポル 17 スュペル・リグ 17 1 0 0 - 17 1
2016-17 13 1 4 0 - 17 1
UAE リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2016-17 アル・ナスル 44 AGF 12 0 0 0 - 12 0
2017-18 20 1 0 0 - 20 1
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2018 鳥栖 33 J1 11 1 - 1 0 12 1
UAE リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2018-19 アル・ナスル 40 AGF 9 0 0 0 - 9 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2019 神戸 44 J1 4 1 - 2 0 6 1
2020 FC東京 32 12 1 1 0 - 12 1
2021 20 1 3 0 0 0 23 1
2022 鳥栖 3
通算 ドイツ 2.ブンデス 64 2 - 5 0 69 2
ドイツ 3.リーガ 89 4 - 0 0 89 4
ドイツ レギオナルリーガ 25 0 - 0 0 25 0
トルコ スュペル・リグ 30 2 4 0 - 34 2
UAE AGF 41 1 0 0 - 41 1
日本 J1 47 4 4 0 3 0 53 4
総通算
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2020 FC東京 32 4 0
通算 AFC 4 0
その他の国際公式戦

代表歴

[編集]

試合数

[編集]
  • 国際Aマッチ 36試合 4得点(2013年-2022年)[12]


レバノン代表国際Aマッチ
出場得点
2013 1 0
2014 0 0
2015 8 2
2016 4 0
2017 2 0
2018 5 0
2019 5 0
2020 0 0
2021 7 2
2022 4 0
通算 36 4

タイトル

[編集]
フクス・ライニッケンドルフ
SVバベルスベルク03
ヴィッセル神戸
FC東京

脚注

[編集]
  1. ^ Jリーグ(J1) > サガン鳥栖 > 選手一覧 >ジョアン・オマリ - ゲキサカ
  2. ^ FC Rot-Weiß Erfurt: Neuer Kader nimmt Gestalt an” (ドイツ語). TLZ. 30 March 2019閲覧。
  3. ^ Medicana Sivasspor’umuz Joan Oumari İle Anlaştı”. www.sivasspor.org.tr. 30 March 2019閲覧。
  4. ^ Al Nasr complete deal for Lebanon defender Joan Oumari from Turkish club Sivasspor” (英語). The National. 30 March 2019閲覧。
  5. ^ 17位低迷の鳥栖、ジョアン・オマリが加入…レバノン代表15試合出場のDF - サッカーキング、2018年8月2日
  6. ^ DFジョアン オマリ選手がアル・ナスルSCより完全移籍加入のお知らせヴィッセル神戸 2019年7月23日
  7. ^ ジョアン オマリ選手 完全移籍加入 合意のお知らせ”. FC東京 (2020年1月10日). 2020年1月10日閲覧。
  8. ^ ジョアン オマリ選手 契約満了のお知らせ』(プレスリリース)FC東京、2021年12月5日https://www.fctokyo.co.jp/news/130902021年12月15日閲覧 
  9. ^ ジョアン オマリ選手 新加入のお知らせ』(プレスリリース)サガン鳥栖、2022年2月25日https://www.sagan-tosu.net/news/p/6055/2022年2月25日閲覧 
  10. ^ Jabra, James (18 November 2015). “Oumari strike helps Cedars sink Macedonia”. The Daily Star (Lebanon). 23 July 2019閲覧。
  11. ^ AC2019 Final Squads”. www.the-afc.com. 6 January 2019閲覧。
  12. ^ ジョアン・オマリ - National-Football-Teams.com

外部リンク

[編集]