ジョギングパンツ
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ジョギングパンツ(ランニングパンツ)とは、もともとは陸上競技用の、ひらひらの半ズボンのことを指す。
空気抵抗を極力抑えるため、現在でいうトランクスと同じデザインになっている。
半ズボン全盛期後期の1982年、従来の半ズボンではきついという小学生男子用に商品化された。同時に、従来の半ズボンでは年齢的におかしいとされる中学生男子にも、夏場での半ズボン着用に道を開いた。また、トレーニング用に成人男性も愛用した。
また、中学・高校を中心に体操服として採用していた学校がある。最近の体操服はハーフパンツが多くなっているが、現在も採用しているところもある。女子では短期間の間にブルマ→ジョギングパンツ型の短パン→ハーフパンツに変わった学校もある。
しかし、ハーフパンツの普及とともに、従来の半ズボンではきついという小学生男子は、ゆるゆるだぶだぶのハーフパンツに乗り換え、トレーニング用にも、トレーニングパンツを中間で切ったような膝丈が普及し、1997年頃から、ジョギングパンツは少なくなっていった。 ところが、現代の若者を批判する者からはハーフパンツはゆるゆるで軽すぎるファッションという印象や批判もあり、ジョギングパンツを評価する者もいる。近年は、中にジョギングタイツを着用する着こなしが流行っている。