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ジョシュ・ラットリッジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョシュ・ラットリッジ
Josh Rutledge
サンフランシスコ・ジャイアンツ (マイナー)
ロッキーズ時代
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アラバマ州カルマン郡カルマン
生年月日 (1989-04-21) 1989年4月21日(35歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手二塁手
プロ入り 2010年 MLBドラフト3巡目
初出場 2012年7月13日 フィラデルフィア・フィリーズ
年俸 $527,500(2015年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジョシュア・アラン・“ジョシュ”・ラットリッジJoshua Alan "Josh" Rutledge, 1989年4月21日 - )は、アメリカ合衆国アラバマ州カルマン郡カルマン出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下所属。

メディアによっては「ラトリッジ」などと表記される事もある。

経歴

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プロ入りとロッキーズ時代

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2010年MLBドラフト3巡目(全体107位)でコロラド・ロッキーズから指名され、6月25日に契約。契約後、傘下のA-級トリシティ・ダストデビルズ英語版でプロデビュー。11試合に出場して打率.128・4打点・1盗塁の成績を残した。

2011年はA+級モデスト・ナッツでプレーし、113試合に出場して打率.348・9本塁打・71打点・16盗塁の成績を残した。

2012年はAA級タルサ・ドリラーズで開幕を迎え、87試合に出場。打率.306・13本塁打・35打点・14盗塁と活躍し、7月13日トッド・ヘルトン故障者リスト入りしたため、ロッキーズとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。同日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で「8番・遊撃手」として先発起用されメジャーデビュー。2打数2安打2打点1四球だった。7月29日から8月2日にかけて、4試合連続本塁打を記録した。守備位置は遊撃手だが、トロイ・トゥロウィツキーの復帰後は二塁手へ回った[2]。この年メジャーでは73試合に出場して打率.274・8本塁打・37打点・7盗塁の成績を残した。

2013年3月5日にロッキーズと1年契約に合意し、開幕ロースター入りを果たした。開幕後は正二塁手として起用されていたが、43試合で打率.242と結果を残せず、5月22日にAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスへ降格。6月14日にトゥロウィツキーが故障者リスト入りしたため再昇格した。昇格後は遊撃手として先発起用されていたが、7月22日にAAA級コロラドスプリングスへ降格。登録枠が拡大された9月1日に再昇格した。この年は88試合に出場して打率.294・7本塁打・19打点・12盗塁の成績を残した。

2014年3月9日にロッキーズと1年契約に合意。3月26日にAAA級コロラドスプリングスへ異動し、開幕を迎えたが、直後の4月9日にメジャーへ昇格[3]。昇格後は主に代打と守備固めとして出場していたが、5月2日にウイルス感染で15日間の故障者リスト入りした。5月13日に故障者リストから復帰したが、同日にAAA級コロラドスプリングスへ降格。5月24日ノーラン・アレナドが故障者リスト入りしたため再昇格した。昇格後はトゥロウィツキーの故障もあり、遊撃手として出場。この年は105試合に出場して打率.269・4本塁打・33打点・2盗塁の成績を残した。

エンゼルス傘下時代

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2014年12月11日ハイロ・ディアスとのトレードで、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ移籍した[4]2015年、エンゼルスでの出場機会は無く、開幕から傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズでプレーした[5]

レッドソックス時代

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2015年7月27日シェーン・ビクトリーノとのトレードで、ボストン・レッドソックスへ移籍した[6]。レッドソックスではメジャーで試合に出場したが、自己最少の39試合出場に留まった。だが、打率.284は自己ベストの成績であり、1本塁打・10打点をマークした。守備では30試合で二塁を守り、3失策守備率.996・DRSはゼロという成績だった。また、他には三塁手も5試合守った。11月20日DFAとなり、11月30日に40人枠を外れてAAA級ポータケット・レッドソックスに降格した[5]

2016年は招待選手としてスプリングトレーニングに参加することになった[7]。開幕後の4月13日パブロ・サンドバル故障者リスト入りにより、メジャー契約を結んで昇格した。6月17日に左膝膝蓋腱炎のため15日間の故障者リスト、7月14日に60日間の故障者リストに入りシーズンを終えた[5]。この年は更に出番が減少し、28試合の出場で打率.265・3打点・2盗塁という成績に留まった。守備は三塁がメインで、17試合で2失策・守備率.917・DRS + 1を記録。他に二塁で5試合、遊撃で1試合守った。11月3日に40人枠から外れてAAA級ポータケットに降格し、4日にFAとなった[5]

11月23日コロラド・ロッキーズとマイナー契約を結んだ[5]が、12月8日ルール・ファイブ・ドラフトで14番目にレッドソックスから指名され、ウェイバー公示を経てレッドソックスに復帰した[8][9][5]

2017年は37試合に出場して打率.224・7打点・1盗塁の成績を残した。11月2日に40人枠を外れてAAA級ポータケットに降格した[5]

ジャイアンツ傘下時代

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2017年12月21日サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結ぶと報じられ[10]2018年1月25日に正式に契約を結んだ[5]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2012 COL 73 291 277 37 76 20 5 8 130 37 7 0 0 1 9 0 4 54 8 .274 .306 .469 .775
2013 88 314 285 45 67 6 1 7 96 19 12 0 4 1 22 1 2 62 2 .235 .294 .337 .630
2014 105 342 309 44 83 16 7 4 125 33 2 3 5 2 20 0 6 83 6 .269 .323 .405 .728
2015 BOS 39 85 74 11 21 1 0 1 25 10 0 0 1 3 5 1 2 26 0 .284 .333 .338 .671
2016 28 56 49 9 13 6 0 0 19 3 2 0 1 0 6 0 0 19 3 .265 .345 .388 .733
2017 37 118 107 10 24 2 1 0 28 9 1 0 0 0 9 0 2 31 1 .224 .297 .262 .558
MLB:6年 370 1206 1101 156 284 51 14 20 423 111 24 3 11 7 71 2 16 275 20 .258 .310 .384 .695
  • 2017年度シーズン終了時

背番号

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  • 14(2012年 - 2014年)
  • 30(2015年)
  • 32(2016年 - 2017年)

脚注

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  1. ^ Josh Rutledge Contract, Salary Cap Details & Breakdowns” (英語). Spotrac. 2016年2月16日閲覧。
  2. ^ Troy E. Renck (2012年8月10日). “Rockies rookie Josh Rutledge shows power, prepares for move to 2nd”. Denver Post. http://www.denverpost.com/rockies/ci_21278634/rockies-rookie-josh-rutledge-shows-power-prepares-move 2016年2月16日閲覧。 
  3. ^ "Rockies recall INF Josh Rutledge from Colorado Springs" (Press release) (英語). MLB.com (Colorado Rockies). 10 April 2014. 2016年2月16日閲覧
  4. ^ "Angels acquire INF Josh Rutledge from Colorado" (Press release) (英語). MLB.com (Los Angeles Angels). 11 December 2014. 2014年12月12日閲覧
  5. ^ a b c d e f g h MLB公式プロフィール参照。2018年3月21日閲覧。
  6. ^ Gordon Edes (2015年7月27日). “Red Sox trade 2013 hero Shane Victorino to Angels” (英語). ESPN. http://espn.go.com/mlb/story/_/id/13327804/boston-red-sox-trade-2013-hero-shane-victorino-los-angeles-angels 2015年7月28日閲覧。 
  7. ^ Hunter Noll (2016年2月13日). “Boston Red Sox Spring Training non-roster invitees announced (Infield)” (英語). Outside Pitch Sports Network LLC.. http://www.outsidepitchmlb.com/boston-red-sox-spring-training-non-roster-invitees-announced-infield/42789 2016年2月16日閲覧。 
  8. ^ Ian Browne (2016年12月8日). “Red Sox reunite with Rutledge in Rule 5 Draft” (英語). MLB.com. 2016年12月20日閲覧。
  9. ^ 2016 Rule 5 Draft results: Track every pick” (英語). MLB.com (2016年12月8日). 2016年12月20日閲覧。
  10. ^ Steve Adams (2017年12月22日). “Minor MLB Transactions: 12/22/17” (英語). MLB Trade Rumors. 2018年3月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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