ジョセフ・エブヤ
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ジョセフ・エブヤ(Joseph Ebuya、1987年6月20日 - )はケニアの陸上競技選手。専門は長距離走。2010年第38回世界クロスカントリー選手権優勝者。身長168cm、体重66kg[1]。
エブヤはトゥルカナ族であるが、トゥルカナではなくニャフルル生まれの珍しい選手である[2][3]。ケニア中部の街エルドレットに近いカプタガトにあるペーススポーツマネージメントのトレーニングセンターを練習拠点にしている。
2006年福岡市で開催された第34回世界クロスカントリー選手権ではジュニア4位。第11回世界ジュニア陸上競技選手権大会では5000mに出場し3位、10000mでは28分53秒46の自己新記録をマークし2位となった。2007年のIAAFワールドアスレチックファイナル3000mでは2位に入った。2009年世界陸上競技選手権ベルリン大会では5000m13位。
2010年1月9日のエディンバラクロスカントリー国際大会でエリウド・キプチョゲやケネニサ・ベケレらを破り優勝した[4]。3月28日第38回世界クロスカントリー選手権シニアでは、前年第37回大会2位のモーゼス・キプシロ(3位)や同大会優勝者ゲブレ・エグジャバー・ゲブレマリアム(10位)らを抑え優勝した。
主な戦績
[編集]年 | 大会 | 開催地 | 種目 | 順位 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2006 | 第34回世界クロスカントリー選手権 | 福岡市 | ジュニア | 4位 | 23分59秒 | |
2006 | 第18回コモンウェルスゲームズ | メルボルン | 5000m | 4位 | 13分05秒89 | |
2006 | 第11回世界ジュニア陸上競技選手権大会 | 北京 | 5000m | 3位 | 13分42秒93 | |
2006 | 第11回世界ジュニア陸上競技選手権大会 | 北京 | 10000m | 2位 | 28分53秒46 | 自己新記録 |
2006 | IAAFワールドアスレチックファイナル | シュトゥットガルト | 3000m | 8位 | 7分43秒41 | |
2007 | IAAFワールドアスレチックファイナル | シュトゥットガルト | 3000m | 2位 | 7分49秒70 | |
2007 | IAAFワールドアスレチックファイナル | シュトゥットガルト | 5000m | 4位 | 13分40秒43 | |
2008 | 第36回世界クロスカントリー選手権 | エディンバラ | シニア | 4位 | 34分47秒 | 国別対抗ケニア代表として優勝 |
2009 | 世界陸上競技選手権ベルリン大会 | ベルリン | 5000m | 13位 | 13分39秒59 | |
2010 | 第38回世界クロスカントリー選手権 | ビドゴシチ | シニア | 優勝 | 33分00秒 |
記録
[編集]脚注
[編集]- ^ Focus on Athletes - Joseph Ebuya(英語) IAAF (2008-03-22). 2010年3月30日閲覧。
- ^ The Standard, March 22, 2008: Gifted Ebuya out to stop Kenenisa next Sunday 2010年3月30日確認できず。
- ^ Joseph Ebuya ends Kenyan draught - Men's Senior race report IAAF (2010-03-28). 2010年3月30日閲覧。
- ^ Bamford, Nicola (2010-01-09). Ebuya despatches Bekele, 4th, with ease; Business as usual for Dibaba in EdinburghIAAF 2010年3月30日閲覧。