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ジョバリア多連装ロケット発射機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jobaria Defense Systems Multiple Cradle Launcher
基礎データ
全長 29.0m
全幅 4.0m
全高 3.8m
重量 105t
乗員数 3名
装甲・武装
主武装 122mm ロケット弾240連装発射機
機動力
速度 50km/h
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ジョバリア多連装ロケット発射機(ジョバリアたれんそうロケットはっしゃき)は、アラブ首長国連邦陸軍が開発した装輪式自走多連装ロケット砲

設計

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アラブ首長国連邦陸軍が通常30名の人員を要するBM-21多連装ロケット発射機中隊(6両)の運用を少人数で済ませられる多連装ロケット発射機を要求し、それを元に設計されたため通常40連装のBM-21多連装ロケット発射機6両分にあたる240連装の多連装ロケット発射機となった[1]。4基のロケットランチャーにそれぞれ60発の122mmロケットが搭載されており、Roketsan英語版製のT-122 サカルヤロケットを発射する。牽引車両は米国オシュコシュ製のグローバルHETである。

2分間で240発全弾の発射が可能で、最大射程37km、最大制圧面積は4㎢。再装填は支援車両によるポッドの交換によって約30分で完了する。

運用

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アラブ首長国連邦陸軍に24両が納入され、2015年に始まったイエメン内戦に投入されている。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ Administrator (2018年8月30日). “Jobaria MLRS 107mm 122mm JDS MCRL MCL Multiple Cradle rocket Launcher” (英語). Army Recognition. 2024年3月29日閲覧。

参考文献

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  • 鮎川置太郎、毒島刀也、後藤仁、宮永忠将、伊藤学『世界の戦車パーフェクトBOOK』株式会社コスミック出版、2021年。ISBN 9784774789422