ジョルジュ・ツィピーヌ
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ジョルジュ・サムエル・ツィピーヌ(Georges Samuel Tzipine, 1907年[1]6月22日 - 1987年12月8日)は、フランス出身の指揮者、作曲家[2]。本名はジョルジュ・サムイロヴィチ・ツィピン(George Samuilovich Tsypin)[3]。
パリ音楽院でヴァイオリンを専攻し、1926年に卒業してヴァイオリニストとして活動した。また卒業時よりゴーモンの映画音楽の仕事もこなし、いくつかの映画音楽も作曲していたが、レイナルド・アーンに指揮法を師事して1931年より指揮者として活動するようになった。 1941年にカンヌのカジノで指揮者を務め、ローラン・プティ・バレエ団やパリ音楽院管弦楽団などに共演を重ねた。 1960年から1965年までメルボルン交響楽団の首席指揮者を務めた後は、母校で後進の指導に専念した。