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ジョン・J・サリバン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジョン・J・サリバン(John Joseph Sullivan, 1959年-)は、アメリカ合衆国法律家政治家外交官

国務副長官として

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マサチューセッツ州ボストン出身。ブッシュ政権下で国防総省の次席法務顧問、商務副長官を務めた。2017年5月にトーマス・A・シャノン・ジュニアの後任としてアメリカ国務副長官に就任した[1]

2017年10月16日 - 韓国で開催される日米韓3カ国の会合への出席に先立ち訪日。河野太郎外務大臣と北朝鮮情勢などについて会談を行った[2]

2018年11月12日 - マイク・ペンス副大統領に同行して訪日[3]

2019年3月 - レックス・ティラーソン国務長官の退任に伴い、国務長官の職務を代行[4]

2019年3月16日 - 訪米した河野太郎外務大臣と北朝鮮情勢、沖縄県の基地負担の軽減、鉄鋼などの輸入制限措置の緩和などについて会談[5]

2019年4月5日 - フランスで開催されたG7外相会議にマイク・ポンペオ国務長官の代理として出席。外国からの介入に対する民主主義の保護について議論した[6]

2019年5月 - イスラエルを訪問。アメリカがエルサレムに新たに設置した大使館の開館にスケジュールを合わせた訪問で、イヴァンカ・トランプ大統領補佐官、イヴァンカの夫のジャレッド・クシュナー大統領上級顧問、スティーブン・ムニューシン財務長官も同行した[7]

2019年6月30日 - モロッコを訪問。モロッコが提案している西サハラに自治権を付与する案への支持を表明した[8]

2019年8月20日 - ドナルド・トランプ大統領は会見で、ハンツマン在ロシア大使の後任にサリバンを当てる考えを表明。サリバンについて非常によくやっていると評価したほか、ポンペオ国務長官の後押しがあったことも示唆している[9]

2019年9月23日 - ドナルド・トランプ大統領は、国連総会に合わせて開かれた宗教に関する会合に出席、中国におけるイスラム教徒の迫害を終わらせるよう呼び掛けた。これを受けて翌24日、サリバンは「新疆の人権危機」に関する会合を主催した。会合の中でサリバンは、「生還者が次々と国家による抑圧の恐怖を証言している状況で、(国連と加盟国には)非常に大きな責任がある」として中国を批判した[10][11]

脚注

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  1. ^ 駐ロシア米大使にサリバン 件国務副長官を指名へ”. 産経新聞 (2019年10月12日). 2019年11月17日閲覧。
  2. ^ サリバン米国国務副長官による河野外務大臣表敬”. 外務省 (2019年10月17日). 2019年11月17日閲覧。
  3. ^ 秋葉外務事務次官とサリバン米国国務副長官との意見交換”. 外務省 (2018年11月13日). 2019年11月17日閲覧。
  4. ^ 電撃解任のティラーソン氏が会見、ロシアの「問題行為」警告”. AFP (2019年3月14日). 2019年11月22日閲覧。
  5. ^ 河野外務大臣とサリバン米国国務副長官との会談”. 外務省 (2019年3月16日). 2019年11月17日閲覧。
  6. ^ G7外相会合、不平等対策と民主主義保護を議論 米長官は欠席”. AFP (2019年4月6日). 2019年11月22日閲覧。
  7. ^ 米大使館移転、トランプ氏はエルサレム訪問せず 政府発表”. AFP (2019年5月8日). 2019年11月22日閲覧。
  8. ^ 米、モロッコの西サハラ自治権付与案を支持”. AFP (2019年6月30日). 2019年11月22日閲覧。
  9. ^ 駐ロ米大使に国務副長官起用も=トランプ氏が検討”. 時事通信 (2019年8月21日). 2019年11月17日閲覧。
  10. ^ 米大統領「宗教迫害に終止符を」、中国は米を非難”. ロイター (2019年9月24日). 2019年11月22日閲覧。
  11. ^ 米が中国でのイスラム教徒抑圧で会合、30カ国参加 中国は反発”. ロイター (2019年9月25日). 2019年11月22日閲覧。