ジョージ・カーゾン=ハウ (第2代ハウ伯爵)
第2代ハウ伯爵ジョージ・オーガスタス・フレデリック・ルイス・カーゾン=ハウ(英語: George Augustus Frederick Louis Curzon-Howe, 2nd Earl Howe、1821年1月16日 – 1876年2月4日)は、イギリスの貴族、政治家。保守党に属し、1857年から1870年まで庶民院議員を務めた[1]。1821年から1870年までカーゾン子爵の儀礼称号を使用した[1]。
生涯
[編集]初代ハウ伯爵リチャード・カーゾン=ハウと1人目の妻ハリエット・ジョージアナ(Harriet Georgiana、旧姓ブルーデネル(Brudenell)、1799年12月18日 – 1836年10月25日、第6代カーディガン伯爵ロバート・ブルーデネルの娘)の間の長男として、1821年1月16日に生まれた[1]。1832年から1837年までイートン・カレッジで教育を受けた後[1]、1838年5月30日にオックスフォード大学クライスト・チャーチに入学した[2]。
コルネット(騎兵少尉)としてレスターシャー・ヨーマンリー連隊に入隊した後、1838年10月30日に中尉に[3]、1846年5月7日に大尉に[4]、1860年11月15日に副隊長(中佐)に昇進[5]、1870年3月に指揮権を与えられた[6]。
1845年7月21日、バッキンガムシャーの副統監に任命された[7]。
1857年イギリス総選挙で保守党候補としてサウス・レスターシャー選挙区から出馬、無投票で当選した[8]。1859年と1865年の総選挙で無投票で再選した後、1868年イギリス総選挙では3,196票(得票数1位)で再選した[8]。1870年5月12日に父が死去すると、ハウ伯爵位を継承した[1]。
1876年2月4日に心臓病によりレスターシャーのゴップサルで死去、弟リチャード・ウィリアム・ペンが爵位を継承した[1]。
家族
[編集]1846年2月3日、ハリエット・メアリー・スタート(Harriet Mary Sturt、1824年1月12日 – 1877年1月29日、ヘンリー・チャールズ・スタートの娘)と結婚[1]、1女をもうけた[9]。
- ハリエット・アリス(1848年6月17日 – 1875年4月13日) - 1871年2月3日、ヘンリー・ネヴィル・シャーブルック(Henry Neville Sherbrooke)と結婚[9]
出典
[編集]- ^ a b c d e f g Cokayne, George Edward; Doubleday, Herbert Arthur; Warrand, Duncan; Howard de Walden, Thomas, eds. (1926). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Gordon to Hustpierpoint). Vol. 6 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press. pp. 601–602.
- ^ Foster, Joseph (1888–1892). . Alumni Oxonienses: the Members of the University of Oxford, 1715–1886 (英語). Vol. 1. Oxford: Parker and Co. p. 330. ウィキソースより。
- ^ "No. 19731". The London Gazette (英語). 7 May 1839. p. 952.
- ^ "No. 20632". The London Gazette (英語). 14 August 1846. p. 2954.
- ^ "No. 22449". The London Gazette (英語). 20 November 1860. p. 4304.
- ^ "No. 23598". The London Gazette (英語). 15 March 1870. p. 1739.
- ^ "No. 20505". The London Gazette (英語). 5 September 1845. p. 2725.
- ^ a b Craig, F. W. S. (1977). British Parliamentary Election Results 1832–1885 (英語). London: Macmillan Press. p. 417. ISBN 978-1-349-02349-3。
- ^ a b Lodge, Edmund (1892). The Peerage of the British Empire as at Present Existing (英語) (61st ed.). London: Hurst and Blackett. p. 341.
外部リンク
[編集]- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by Viscount Curzon
- ジョージ・カーゾン=ハウ - ナショナル・ポートレート・ギャラリー
グレートブリテンおよびアイルランド連合王国議会 | ||
---|---|---|
先代 チャールズ・ウィリアム・パック サー・ヘンリー・ハルフォード準男爵 |
庶民院議員(サウス・レスターシャー選挙区選出) 1857年 – 1870年 同職:チャールズ・ウィリアム・パック 1857年 – 1867年 トマス・ターティアス・パジェット 1867年 – 1868年 アルバート・ペル 1868年 – 1870年 |
次代 アルバート・ペル ウィリアム・アンウィン・ヘイゲート |
イギリスの爵位 | ||
先代 リチャード・カーゾン=ハウ |
ハウ伯爵 1870年 – 1876年 |
次代 リチャード・カーゾン=ハウ |