ジョーン・ベネット
ジョーン・ベネット Joan Bennett | |
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1938年撮影 | |
本名 | Joan Geraldine Bennett |
生年月日 | 1910年2月27日 |
没年月日 | 1990年12月7日(80歳没) |
出生地 | ニュージャージー州 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 映画、テレビ、舞台 |
活動期間 | 1916-1982 |
配偶者 |
ジョン・マリオン・フォックス (1926-1928) ジーン・マーキー (1932-1937) ウォルター・ウェンジャー (1940-1965) デビッド・ワイルド (1978-1990) |
著名な家族 |
リチャード・ベネット(父) エイドリアン・モリソン(母) コンスタンス・ベネット(姉) バーバラ・ベネット(姉) |
ジョーン・ベネット(Joan Bennett、本名:Joan Geraldine Bennett、1910年2月27日 - 1990年12月7日)は1930年代、40年代に人気を博したアメリカ合衆国の女優。
経歴
[編集]ニュージャージー州にて生まれる。両親は俳優リチャード・ベネットと女優/著作権代理人エイドリアン・モリソン[1]、姉は女優コンスタンス・ベネットと女優/ダンサーのバーバラ・ベネット。ジョーンの母方の祖父は著名なシェークスピアの俳優ルイス・モリソンだった。その人は1860年代後期に舞台生活に乗り出した。彼女の母方の祖母ローズ・ウッドも女優だった。
ジョーンは彼女の両親と二人の姉と一緒の無声映画『The Valley of Decision』(1916年)でスクリーン・デビューした。
舞台で演じる以外、ベネットは無声映画の時代からトーキーの出現を通して、70以上の映画に出演した。おそらくフリッツ・ラング監督によるフィルム・ノワールで、最も記憶されている。
ベネットは長く成功した経歴の間、3つの異なる段階を持った。最初は魅力のあるブロンドの無邪気な少女、それから敏感なブルネットの女、そして最後に、心の暖かい妻/母親像として。
1950年代初期に3人目の夫で有名映画プロデューサーのウォルター・ウェンジャーが彼女のエージェントを撃って、負傷させたスキャンダルの後、ベネットの映画キャリアは打撃を受けた。伝えられるところによると、彼女はそのエージェントと浮気をしていた。
1960年代には、テレビの『Dark Shadows』 (1966-1971) で成功を収め、エミー賞にノミネートされた。
最後の映画出演作、『サスペリア』(1977年)では、サターン賞にノミネートされた。
主な出演作品
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1928 | 浮かれ街道 Power |
デイム | |
1929 | ブルドッグ・ドラモンド Bulldog Drummond |
フィリス | |
三人の生霊 Three Live Ghosts |
ローズ・ゴードン | ||
薫る河風 The Mississippi Gambler |
ルーシー・ブラックバーン | ||
1930 | 海の巨人 Moby Dick |
フェイス | |
二つの顔 Scotland Yard |
ザンドラ | ||
1931 | 愛の貸家 Many a Slip |
パット・コスター | |
医者の妻 Doctors' Wives |
ニナ | ||
影を持つ女 Hush Money |
ジョーン・ゴードン | ||
1932 | 彼女は金満家がお好き She Wanted a Millionaire |
ジェーン・ミラー | |
山に住む女 Wild Girl |
サロミー・ジェーン | ||
金髪乱れて Me and My Gal |
ヘレン・ライリー | ||
1933 | 若草物語 Little Women |
エイミー | |
1935 | 白い友情 Private Worlds |
サリー・マグレガー | |
ミシシッピ Mississippi |
ルーシー | ||
今宵は二人で Two for Tonight |
ボビー・ロックウッド | ||
モダン騎士道 She Couldn't Take It |
キャロル・ヴァン・ダイク | ||
モンテカルロの銀行破り The Man Who Broke the Bank at Monte Carlo |
ヘレン | ||
1936 | アメリカの恐怖 Big Brown Eyes |
エヴァ・ファロン | |
航空十三時間 Thirteen Hours by Air |
フェリス・ロリンズ | ||
幸福は空から Two in a Crowd |
ジュリア・ウェイン | ||
結婚の贈物 Wedding Present |
ラスティ・フレミング | ||
1937 | ファッション・タイム Vogues of 1938 |
ウェンディ | |
1938 | 再会 I Met My Love Again |
ジュリー | |
テキサス人 The Texans |
アイヴィー・プレストン | ||
おしゃれ地獄 Artists and Models Abroad |
パトリシア・ハーパー | ||
貿易風 Trade Winds |
ケイ・ケリガン | ||
三銃士 'The Man in the Iron Mask' |
マリア・テレーズ | ||
1940 | 入江の向うの家 The House Across the Bay |
ブレンダ・ベントレー | |
1941 | マン・ハント Man Hunt |
ジェリー・ストークス | |
1944 | 飾窓の女 The Woman in the Window |
アリス・リード | |
1945 | 愛への旅路 Nob Hill |
ハリエット | |
緋色の街/スカーレット・ストリート Scarlet Street |
キティ・マーシュ | ||
1947 | 決死の猛獣狩り The Macomber Affair |
マーガレット | |
浜辺の女 The Woman On The Beach |
ペギー | ||
扉の陰の秘密 Secret Beyond the Door... |
セリア | ||
1949 | 無謀な瞬間 The Reckless Moment |
ルシア・ハーパー | |
1950 | 花嫁の父 Father of the Bride |
エリー・バンクス | |
1951 | 可愛い配当 Father's Little Dividend |
エリー・バンクス | |
1955 | 俺達は天使じゃない We're No Angels |
アメリア | |
1966-1971 | Dark Shadows | エリザベス・コリンズ・ストッダード | テレビシリーズ、388エピソードに出演 |
1970 | 血の唇 House of Dark Shadows |
エリザベス・コリンズ・ストッダード | |
1972 | 怪奇!超自然の眼 The Eyes of Charles Sand |
アレクサンドラ | テレビ映画 |
1977 | サスペリア Suspiria |
マダム・ブラン |
参照
[編集]- ^ Downey, Phil. “A Black, Jewish Officer in the Civil War”. Jewish-American History Documentation Foundation. 2011年2月28日閲覧。