ジヨードチロシン
表示
ジヨードチロシン | |
---|---|
識別情報 | |
CAS登録番号 | 66-02-4 |
PubChem | 6181 |
MeSH | Diiodotyrosine |
特性 | |
化学式 | C9H9I2NO3 |
モル質量 | 432.982 g/mol |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ジヨードチロシン(Diiodotyrosine)は、甲状腺ホルモンの前駆体で、モノヨードチロシンのフェノール環のもう1つのメタ位にヨウ素が配位した物質である。
ジヨードチロシンはヨウ化物ペルオキシダーゼの働きを調節する[1]。また甲状腺のコロイド中でモノヨードチロシンと結合し、トリヨードチロニンを形成する。2分子のジヨードチロシンが結合するとチロキシンができる。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ Dème D, Fimiani E, Pommier J, Nunez J (February 1975). “Free diiodotyrosine effects on protein iodination and thyroid hormone synthesis catalyzed by thyroid peroxidase”. Eur. J. Biochem. 51 (2): 329–36. doi:10.1111/j.1432-1033.1975.tb03932.x. PMID 1149735 .