スイス連邦鉄道 FV-Dosto
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スイス連邦鉄道 FV-Dostoは2010年5月にスイス連邦鉄道がインターシティ用、インターレギオ用にボンバルディア・トランスポーテーション(2021年アルストムに合併。)に発注した2階建て電車である。当初、2013年12月に運用を開始する予定であった。しかし、新機能の開発が遅れ2018年に運行を開始した。特に問題となった機能はアクティブサスペンションによる車体傾斜装置WAKOである。この装置により最大15%の曲線通過速度向上が見込まれていた。しかし、異常な揺れなどの問題が発生したため運行開始後もこの装置を止めたままで運行し、スイス連邦鉄道は2022年7月にWAKOの導入を断念することを発表した。
参考文献
[編集]- 欧州で露呈、鉄道車両「メーカー主導開発」の限界 - 東洋経済online