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スキーデータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スキーデータ
SKIDATA GmbH
SKIDATA Logo
SKIDATAオーストリア本社ビル
種類 有限会社(オーストリア)
本社所在地  オーストリア
グレーディヒ,ザルツブルク州
設立 1977年
事業内容 入場管理システム
代表者 CEO David Luken
売上高 3 億 200万ユーロ(2023年)
従業員数

2024年時点:全世界1,300人 

(本社のみ:406人)
外部リンク http://jp.skidata.com/
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スキーデータ合同会社
種類 合同会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
101-0047
東京都千代田区内神田1-4-2
大手町ポイントビル5F
設立 2008年5月1日
業種 卸売業
法人番号 2010001117286
事業内容 入退場管理システムの販売
代表者 代表執行役員(CEO)
ビアーネ・エッカード
資本金 6000万円
純利益 4964万9071円(2019年12月31日時点)[1]
純資産 2億2046万8574円(2019年12月31日時点)[1]
総資産 4億2276万6127円(2019年12月31日時点)[1]
主要株主 SKIDATA GmbH (100%)
外部リンク https://www.skidata.com/ja-jp/
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SKIDATA(スキーデータ)は、スタジアム、テーマパーク、遊園地、スキーリゾート、駐車場、見本市会場などを対象とした入退場管理システムの製造・販売を手がける企業。

世界のマーケットで広く認知されており、世界で設置されているSKIDATA社のシステムは10,000件以上、100か国以上に展開する子会社(全26社)やパートナー企業、販売代理店がその運営を担っている [2]

沿革

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  • 1977年、ギュンター・ヴァルヒャー(Gunther Walcher)が世界で初めて機械印刷による写真入りのスキーチケットを開発し、手書きのスキーチケットに取って替わる存在となる。そのマーケティングおよび継続的開発のため、ザルツブルク近郊のグレーディヒ(Grodig)にSKIDATA社を設立[3]
  • 1979年、チケット印刷用の電磁スタンプ装置によるキャッシュレジスターを発表。
  • 1981年、System320を市場導入。キャッシュコンピュータと自動発券機を装備。
  • 1980年代初頭、磁気ストライプ付きチケットを開発し、大型スキー場およびスキー場グループ用精算システムを導入。アルプス地域の市場の一大転換期を導く。
  • 1986年、スキー場用入場管理システムの市場シェアが80パーセントを超える。
  • 1980年代後半、非接触式テクノロジー(RFID)を用いた入場管理システムを市場に導入し、ソリューションの供給範囲を駐車場、スポーツ施設、遊園地、見本市会場などにまで拡張。
  • 1990年、駐車場経営のソリューション開発企業としては、初めて駐車料金のクレジットカード決済を導入[3]。同年、ミュンヘン空港に駐車場管理システムが導入される。
  • 1991年、デュッセルドルフ見本市に出展。
  • 1995年、スイスの時計メーカーSwatch社と提携。Swatch社の時計をアクセス認証に使用。
  • 1997年、フランスのチップカードメーカーGemplus社が、Skidataの主要株主となる。新しく導入されたSystem 370 で、非接触式テクノロジーをスキー分野に導入。
  • 2000年、海外展開を開始。
  • 2001年、スイスのKudelskiグループによる買収によって、新しい市場が生まれる[4]
  • 2004年以降、サッカーのFIFAワールドカップおよびUEFA欧州選手権(2004年ポルトガル、2006年ドイツ、2008年スイスオーストリア、2010年南アフリカ、2012年ポーランドウクライナ、2014年ブラジル、2018年ロシア)において、各スタジアムにSKIDATAのソリューションが配備される。
  • 2008年、日本法人 『スキーデータ株式会社』 を設立。
  • 2010年、世界最大の空港のひとつに数えられるダラス/フォートワース空港が駐車場システムを導入[5]
  • 2012年、FIFAワールドカップ(2014年)およびリオデジャネイロオリンピック(2016年)の会場となるマラカナンスタジアムに、SKIDATAのソリューションが配備される。[6]
  • 2017年、創業40周年
  • 2018年、サッカーのFIFAワールドカップにおいて、SKIDATAのソリューションが配備される。[7]
  • 2020年、株式会社から合同会社への組織変更を行う。

製品

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  • 駐車場システム
    • 駐車場オーナー用
    • ショッピングセンター用
    • ホテルおよび一般建築物用
    • 空港用
    • 大都市および中小都市用駐車場誘導システムおよびパークアンドライドコンセプト
  • 入場管理システム
    • スキー場
    • 各種競技場用
    • 遊園地用
    • 見本市および展示会会場用
    • イベント会場用
  • データキャリア
    駐車券にも、非接触ICカードにも、以下のデータキャリアが使用されている。
    • キーカード(再利用可能)
    • キーチケット

受賞歴

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  • スキー場セキュリティゲートFreemotion が、2007年ザルツブルク市イノベーション賞を受賞。2008年、SKIDATA自動発券機 Power.Cash が、「Intertraffic Award」を受賞。
  • 2008年および2009年、「Austria’s Leading Companies」において、SKIDATAがザルツブルク州のリーディングカンパニーとして表彰される。

導入事例

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脚注

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外部リンク

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