スケールド・コンポジッツ プロテウス
表示
スケールド・コンポジッツ モデル281 プロテウスは、タンデム・ウィング(串型翼)の航空機で長大な航続時間を有する。航空機設計家バート・ルータン率いるスケールド・コンポジッツによって、航空機を無線通信中継器として使用する試験のために開発された。同様の構想としては、エアロバイロメントのヘリオスプロトタイプやJAXAの成層圏プラットフォームなどがある。
プロテウスは多目的機であり、様々な貨物を腹部のパイロンに取り付け運ぶことができる。効率が極めて高く、65,000フィート(19,800メートル)以上の高度に18時間以上留まることができる。現在はノースロップ・グラマンが所有する。
諸元
[編集]出典: Jane's All the World's Aircraft 2003–2004 p.711
諸元
- 乗員: 2名
- 全長: 17.17 m (56 ft 4 in)
- 全高: 5.38 m (17 ft 8 in)
- 翼幅: 23.65 m(77 ft 7 in)
- 翼面積: 27.92 m2 (300.5 ft2)
- 空虚重量: 2,658 kg (5,860 lb)
- 最大離陸重量: 5,670 kg (12,500 lb)
- 動力: ウィリアムズ FJ44-2 ターボファン、10.20 kN (2,293 lbf) × 2
性能
- 最大速度: 504 km/h (313 mph)
- 巡航速度: 352 km/h (219 mph)
- 航続距離: 1,850 km (1,150 マイル)
- 実用上昇限度: 18,593 m (61,000 ft)
- 上昇率: 17 m/s (3,400 ft/min)