スコア (ランディ・ブレッカーのアルバム)
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『スコア』 | ||||
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ランディ・ブレッカー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1969年1月21日(#1, #3, #5, #6, #8)、2月3日(#2, #4, #7) | |||
ジャンル | ジャズ、フュージョン | |||
時間 | ||||
レーベル | ソリッド・ステイト・レコード | |||
プロデュース | デューク・ピアソン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ランディ・ブレッカー アルバム 年表 | ||||
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『スコア』(Score)は、ランディ・ブレッカーが1969年に録音・発表した、ソロ名義では初のスタジオ・アルバム。
解説
[編集]ブレッカーがホレス・シルヴァー・クインテットのメンバーだった頃に制作され、録音当時は19歳だった実弟マイケル・ブレッカーもレコーディングに参加しており[2]、「ザ・ウィーゼル・ゴーズ・アウト・トゥ・ランチ」は、兄弟2人だけによるアンサンブルである[3]。また、当時ブレッカーと出会い、本作で共演したラリー・コリエルは、後にブレッカーと共にザ・イレヴンス・ハウスというバンドで活動した[2]。
Steve Loweyはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「収録曲に関しては、ジャズ・ロック(後のブレッカー・ブラザーズが成功を収めるスタイル)と、当時のメインストリーム・ジャズが交互に配されている」と評している[1]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はランディ・ブレッカー作曲。
- バンガロール - "Bangalore" - 4:34
- スコア - "Score" (Hal Galper) - 7:19
- ネイム・ゲーム - "Name Game" (H. Galper) - 5:15
- ザ・ウィーゼル・ゴーズ・アウト・トゥ・ランチ - "The Weasel Goes Out to Lunch" (Traditional) - 1:21
- モーニング・ソング - "Morning Song" - 4:11
- パイプ・ドリーム - "Pipe Dream" - 4:33
- ザ・ヴァンプ - "The Vamp" (H. Galper) - 5:16
- ザ・マーブル・シー - "The Marble Sea" - 5:41
参加ミュージシャン
[編集]- ランディ・ブレッカー - トランペット、フリューゲルホルン
- マイケル・ブレッカー - テナー・サクソフォーン
- ジェリー・ドジオン - アルトフルート(on #5, #6, #8)
- ハル・ギャルパー - ピアノ、エレクトリックピアノ
- ラリー・コリエル - ギター(on #2, #4, #5, #6, #8)
- エディ・ゴメス - コントラバス(on #1, #3, #5, #6, #8)
- チャック・レイニー - エレクトリックベース(#2, #4)
- ミッキー・ローカー - ドラムス(on #1, #3, #5, #6, #8)
- バーナード・パーディ - ドラムス(on #2, #4)
脚注
[編集]- ^ a b Loewy, Steve. “Score - Randy Brecker - Album”. AllMusic. 2024年8月29日閲覧。
- ^ a b “Randy Brecker - Interview - "Any aspect of music is very important"”. It's Psychedelic Baby Magazine (2023年5月25日). 2024年8月29日閲覧。
- ^ 2010年再発CD (TOCJ-50092)ライナーノーツ(熊谷美広、2010年11月)