スタンダードチャータード銀行ビル
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渣打銀行大廈 Standard Chartered Bank Building | |
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概要 | |
所在地 | 香港中環德輔道中4-4A号 |
トッピングアウト | 1989年3月21日[1] |
落成 | 1990年5月30日[2] |
建設費 | 6億香港ドル[2] |
所有者 | 恒隆地産 |
高さ | |
屋上 | 191 m (627 ft)[3][4] |
技術的詳細 | |
階数 | 42階 |
床面積 |
4,814 m2 (51,820 sq ft)(小売) 23,730 m2 (255,400 sq ft)(オフィス) 28,544 m2 (307,250 sq ft) (床面積) 16駐車スペース |
設計・建設 | |
建設者 | パルマー・アンド・ターナー |
開発業者 | スタンダードチャータード銀行 |
主要建設者 | 西松建設 |
スタンダードチャータード銀行ビル(スタンダードチャータードぎんこうビル、中国語: 渣打銀行大廈、英語: Standard Chartered Bank Building)は、香港中環に位置する、スタンダードチャータード銀行の香港本部および超高層ビルである[5]。
歴史
[編集]このスタンダードチャータード銀行ビルは現在、第4世代である。第1世代は、元々位置していた接合部であるクイーンズロードセントラルとダデルストリートにあり[6]、第2世代の建物は現在の場所に建設された。1987年3月に当時の用途が不十分だったため、第3世代の建物が解体され再建された[7]。
パルマー・アンド・ターナーの建築家であるレモ・リバによって設計された[3]。また、金門建築と西松建設の合併会社によって建設され、1989年3月21日に上部構造の補充式が行われた[1]。
1990年5月30日、オープニングーセレモニーが銀行の会長だったロドニー・ガルピンと総裁だったデイヴィッド・ウィルソンによって行われ、正式にオープンした。建設費は6億香港ドルであった[2]。
1992年、恒隆地産によって9億香港ドルで買収され[8]、同社および親会社の恒隆集団もスタンダードチャータード銀行ビルの28階に入居している[9]。
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第1世代のスタンダードチャータード銀行ビル(1885年)
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第2世代のスタンダードチャータード銀行ビル(1945年)
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第3世代のスタンダードチャータード銀行ビル(1980年)
ギャラリー
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本部ビルのロビー
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ロビーの滝
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八角形の歩道橋
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香港上海銀行・香港本店ビルとの跨線橋
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夜の青緑色の外壁照明(右の写真)
脚注
[編集]- ^ a b To, Eva (1989年3月22日). “Bank benefits from imaginative policy”. South China Morning Post
- ^ a b c “Chartered opens HQ building”. South China Morning Post: p. 33. (1990年5月31日)
- ^ a b Tse, Patricia (1990年5月28日). “Banking on a grand design and good luck”. South China Morning Post: p. 12
- ^ “Standard Chartered Bank Hong Kong”. P&T Architects & Engineers Limited. 2017年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月10日閲覧。
- ^ “英銀スタンダードチャータード、香港で中環などのオフィス縮小へ”. Bloomberg (2021年2月4日). 2021年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月25日閲覧。
- ^ “Chartered Bank at Duddell Street & Queen's Road Central”. 2021年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月25日閲覧。
- ^ 駱, 思嘉 (2017). 樂活‧散心文化導賞:中上環篇. 香港: 萬里機構‧知出版社. pp. 240. ISBN 9789621460516
- ^ Ko, Kenneth (23 December 1992). “Amoy buys Chartered building”. South China Morning Post: p. 35
- ^ “聯絡我們”. 恒隆集団. 2021年11月25日閲覧。