スティル・クライミング (シンデレラのアルバム)
『スティル・クライミング』 | ||||
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シンデレラ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | グラム・メタル、ハードロック、ブルースロック | |||
時間 | ||||
レーベル | マーキュリー・レコード | |||
プロデュース |
デュアン・バロン、ジョン・パーデル、トム・キーファー(#11を除く全曲) ゲイリー・ライオンズ、トム・キーファー(#11) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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シンデレラ アルバム 年表 | ||||
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『スティル・クライミング』(Still Climbing)は、アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド、シンデレラが1994年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。約4年ぶりの新作に当たる[4]。
背景
[編集]1991年、フレッド・コウリーはシンデレラを脱退してスティーヴン・パーシーと共にアーケイドを結成[5]。本作のレコーディングではケニー・アロノフがドラムスを担当したが、「ホット&ボザード」のみコウリー在籍時の録音で[6]、この曲は本作に先がけて、1992年公開の映画『ウェインズ・ワールド』のサウンドトラックで使用された[7]。なお、コウリーは1996年よりシンデレラに復帰している[5]。
反響・評価
[編集]本作はセールス的に成功を収められず、バンドは結果的にマーキュリー・レコードとの契約を解除された[7]。母国アメリカでは1994年11月26日付のBillboard 200で初登場178位となるが、翌週にはトップ200圏外に落ち、シンデレラのスタジオ・アルバムとしては唯一、全米トップ20入りを逃す結果となった[3]。イギリスでは前2作がトップ40入りしていたが、本作は1994年11月19日付の全英アルバムチャートで88位を記録するにとどまり、翌週にはトップ100圏外に落ちた[2]。また、前2作がトップ10入りしていたスイスでも、3週トップ40入りし、最高29位を記録するにとどまった[1]。
Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「『ハートブレイク・ステーション』よりも楽曲に一貫性があり、サウンドもより力強い」と評している[8]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「埃っぽくもコクのあるブルージーなハードR&Rはごつごつした岩そのものの重量感を思わせる。不器用だが正直な点が彼ららしい」と評されている[4]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はトム・キーファー作。
- バッド・アティチュード・シャッフル - "Bad Attitude Shuffle" - 5:31
- オール・カムズ・ダウン - "All Comes Down" - 5:04
- トーク・イズ・チープ - "Talk Is Cheap" - 3:59
- ハード・トゥ・ファインド・ザ・ワーズ - "Hard to Find the Words" - 5:45
- ブラッド・フロム・ア・ストーン - "Blood from a Stone" - 4:51
- スティル・クライミング - "Still Climbing" - 5:22
- フリーウィーリン - "Freewheelin" - 3:07
- スルー・ザ・レイン - "Through the Rain" - 5:06
- イージー・カム・イージー・ゴー - "Easy Come Easy Go" - 4:34
- ザ・ローズ・スティル・ロング - "The Road's Still Long" (Tom Keifer, Andy Johns) - 6:08
- ホット&ボザード - "Hot & Bothered" (T. Keifer, Eric Brittingham) - 3:57
参加ミュージシャン
[編集]アディショナル・ミュージシャン
- ケニー・アロノフ - ドラムス(#11を除く全曲)
- フレッド・コウリー - ドラムス(on #11)
- ジョン・パーデル - ピアノ、ハモンドオルガン、パーカッション、バッキング・ボーカル
- ゲイリー・コルベット - キーボード(on #11)
- ジェイ・デヴィッドソン - サクソフォーン(on #2, #9)
- スティーヴ・ジャンコウスキー - トランペット、トロンボーン(on #2)
- ロザーナ・マクナマラ - フィドル(on #3)
- アネット・ハードマン、シャーリーン・ホロウェイ - バッキング・ボーカル(on #4, #5, #6)
- ルアナ・ノーマン - バッキング・ボーカル(on #10)
- イヴェット・ベントン、カーラ・ベンソン - バッキング・ボーカル(on #11)
脚注
[編集]- ^ a b Cinderella - Still Climbing - hitparade.ch
- ^ a b CINDERELLA | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ a b “Cinderella - Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2022年8月14日閲覧。
- ^ a b “シンデレラ/スティル・クライミング (廃盤)”. CDJournal. 音楽出版社. 2022年8月14日閲覧。
- ^ a b Daly, Andrew (2021年1月18日). “An Interview with Fred Coury of Cinderella”. VWMUSIC. 2022年8月14日閲覧。
- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b Ruhlmann, William. “Cinderella Biography, Songs & Albums”. AllMusic. 2022年8月14日閲覧。
- ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Cinderella - Still Climbing Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2022年8月14日閲覧。