スティーブ・マーティンのロンリー・ガイ
スティーブ・マーティンのロンリー・ガイ | |
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The Lonely Guy | |
監督 | アーサー・ヒラー |
脚本 |
ニール・サイモン エド・ワインバーガー スタン・ダニエルズ |
原作 | ブルース・ジェイ・フリードマン |
製作 | アーサー・ヒラー |
製作総指揮 |
ウィリアム・E・マクユーエン ドロシー・ワイルド |
出演者 |
スティーヴ・マーティン チャールズ・グローディン ジュディス・アイヴィー |
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス |
撮影 | ヴィクター・J・ケンパー |
編集 | ウィリアム・H・レイノルズ |
配給 | ユニバーサル映画 |
公開 | 1984年1月27日 |
上映時間 | 90分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $5,718,573[1] |
『スティーブ・マーティンのロンリー・ガイ』(The Lonely Guy)は、1983年に製作されたアーサー・ヒラー監督、スティーヴ・マーティン主演のコメディ映画である。
概要
[編集]米人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』で人気を博していたスティーヴ・マーティンが主演の異色コメディ映画の本作。恋人にもふられ、誰からも愛されず、誰からも必要とされないという“孤独”に生きることを余儀なくされた寂しい男の悲喜劇である。『孤独』がテーマなだけに、現代社会に生きる日本人から見ても共感できる部分が多い。監督を務めるのは、カナダ出身の映画監督、アーサー・ヒラー。ブルース・ジェイ・フリードマンによる原作を、ニール・サイモンらが脚本に仕上げた。
あらすじ
[編集]大都会ニューヨーク。とある広告会社に勤める作家志望のラリー(スティーヴ・マーティン)はある日、恋人のダニエルから思わぬ裏切りに合い家を追い出されてしまう。渋々と公園のベンチに座っていると、哀愁漂う中年男のウォーレン(チャールズ・グローディン)と出会う。ウォーレンは“ロンリー・ガイ”という孤独な人種たちの存在をラリーに告げる。後にラリーはウォーレンと仲良くなるのだが、ウォーレンは筋金入りのロンリー・ガイだった。ある時はパーティーという名目で等身大の有名人ポスターを部屋中に立てかけて一人でまとまっていたり、ある時は部屋にある観葉植物に話しかけたり。そんなウォーレンにラリーは徐々に影響されていく。だが、そんなラリーだったがある日、アイリス(ジュディス・アイヴィー)という女性に出会う。満を持してアイリスに自分の気持ちを伝えるも、あえなくノックアウト。ますます悲惨になる自分の人生を嘆いたラリーは、自分の体験をもとにロンリー・ガイ向けの本を執筆。その本はたちまち共感者を獲得し、ラリーもベストセラー作家へと変身するのだが…。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- ラリー・ハバード - スティーヴ・マーティン(堀秀行)
- ウォーレン・エヴァンス - チャールズ・グローディン(佐々木敏)
- アイリス - ジュディス・アイヴィー(佐々木優子)
- ジャック・フェンウィック - スティーヴ・ローレンス
- ダニエル - ロビン・ダグラス(田中敦子)
- マーヴ・グリフィン(小川真司)
- ジョイス・ブラザース
スタッフ
[編集]- 監督:アーサー・ヒラー
- 原作:ブルース・ジェイ・フリードマン 『The Lonely Guy's Book of Life』より
- 製作:アーサー・ヒラー
- 脚本:ニール・サイモン、エド・ワインバーガー、スタン・ダニエルズ
- 音楽:ジェリー・ゴールドスミス
- 撮影:ヴィクター・J・ケンパー
- 編集:ウィリアム・レイノルズ
脚注
[編集]- ^ “The Lonely Guy (1984)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年2月15日閲覧。