スティーヴ・ミックス
引退 | |
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ポジション | SF/PF |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1947年12月30日(76歳) |
出身地 | オハイオ州トレド |
身長(現役時) | 201cm (6 ft 7 in) |
体重(現役時) | 97kg (214 lb) |
キャリア情報 | |
出身 | トレド大学 |
ドラフト | 1969年 61位 |
選手経歴 | |
1969-1971 1971 1973-1982 1982-1983 1983 |
デトロイト・ピストンズ デンバー・ロケッツ フィラデルフィア・76ers ミルウォーキー・バックス ロサンゼルス・レイカーズ |
受賞歴 | |
Stats Basketball-Reference.com | |
スティーヴ・チャールズ・ミックス (Steve Charles Mix, 1947年12月30日 - ) は、アメリカ合衆国のプロリーグNBAで活躍した元バスケットボール選手。オハイオ州トレド出身、トレド大学卒業。身長201cm、体重97kg。ポジションはスモールフォワード。キャリアの大半をフィラデルフィア・76ersで過ごした。
経歴
[編集]1969年のNBAドラフトで5巡目61位という低い評価を受けてデトロイト・ピストンズに入団。ピストンズでは2年間プレイするが、3年目の1971-72シーズン序盤にピストンズから解雇。その後ABAのデンバー・ロケッツと契約するが僅か1試合だけの出場で、翌1972-73シーズンはNBA、ABAいずれでもプレイすることはできなかった。プロ選手としてのキャリアがほぼ潰えかけた時、1972-73シーズンに9勝73敗しかあげられず、低迷を極めていたフィラデルフィア・76ersとの契約に成功する。そして迎えた1973-74シーズン、ミックスは大きな飛躍を見せる。彼はこのシーズン、過去の成績を大幅に上回る14.9得点10.5リバウンド2.6スティールをあげ、いきなり平均ダブル・ダブルを叩き出した。翌1974-75シーズンは15.6得点10.9リバウンドとさらに成績を伸ばし、3年前にはNBAのコートに立つことすらできなかったミックスは、この年オールスターの大舞台にも出場を果たした。1976-77シーズンにはABA出身のスーパースター、ジュリアス・アービングが加入し、ミックスのポジションであるフォワードはアービングにアービング入団以前のエースだったジョージ・マクギニスと非常に層が厚くなり、ミックスは彼らのバックアップに回ることになった。以後ミックスの成績はそれほど目立たなくなったものの、ベンチからアービングとマクギニスの二大エースを支える貴重な選手としてチームに貢献し、一時どん底に沈んでいた76ersは70年代後半から80年代前半にかけてリーグを代表する強豪チームとして君臨した。ミックスは76ers時代に3度NBAファイナル進出を経験するが、いずれも優勝はならず、76ersでのラストシーズンとなる1981-82シーズンもマジック・ジョンソン、カリーム・アブドゥル=ジャバーを擁するロサンゼルス・レイカーズに敗退している。1982-83シーズン前にフリーエージェントとなったミックスは9シーズン過ごした76ersに別れを告げ、ミルウォーキー・バックスと契約し、さらにシーズン中に76ersの宿敵だったレイカーズに移籍する。黄金期にあったレイカーズはこのシーズンもファイナルに進出するが、76ersに4戦全敗で敗退し、ミックスはレイカーズベンチから古巣の優勝を見つめるという皮肉な結果となった。シーズン終了後、ミックスは現役から引退した。
- NBA通算成績
- 788試合出場
- 8,357得点(平均10.6得点)
- 4,160リバウンド(平均5.3リバウンド)
- 主な業績
- NBAオールスターゲーム出場 (1975)
- 背番号『50』はトレド大学の永久欠番
引退後は76ersのテレビ解説者を22年間に渡って務めた。