ステラデンス

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ステラデンス
歯の化石
地質時代
後期白亜紀マーストリヒチアン
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
: 有鱗目 Squamata
: モササウルス科 Mosasauridae
亜科 : モササウルス亜科 Mosasaurinae
: ステラデンス属 Stelladens
学名
Stelladens
Longrich et al., 2023
  • Stelladens mysteriosus (タイプ種)

ステラデンス学名: Stelladens)は後期白亜紀モロッコに生息していたモササウルス亜科爬虫類。左の歯骨の一部と関連する2本の歯のみが知られる[1]

命名[編集]

属名はラテン語のstella(星)とdens(歯)の合成語で、種小名は歯の神秘的な構造から神秘を意味するmysteriumに由来する[1]

特徴[編集]

モササウルスとの比較から、歯骨の長さ40-50cm、頭蓋骨の長さ約80cm、全長約5mと推定される[1]。 舌側(内側)表面に顕著な鋸歯状の隆起を持った三角形の歯冠を持ち、この特徴を持つ生物は現生・絶滅を問わず他に知られていない。 魚食または軟体動物食で、珍しい魚や珍しい頭足類を捕食する生物であったためそれらを狩るための特殊な歯を進化させたと考えられる[1]

出典[編集]

  1. ^ a b c d Longrich, Nicholas R.; Jalil, Nour-Eddine; Pereda-Suberbiola, Xabier; Bardet, Nathalie (2023-12). “Stelladens mysteriosus: A Strange New Mosasaurid (Squamata) from the Maastrichtian (Late Cretaceous) of Morocco” (英語). Fossils 1 (1): 2–14. doi:10.3390/fossils1010002. ISSN 2813-6284. https://www.mdpi.com/2813-6284/1/1/2.