ストールブリッジ男爵
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ストールブリッジ男爵 | |
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Arms;Azure,a garb or; crescent for difference. Crest:a talbot statant or. Supporters:Two talbot reguardant or, collared azure and charged on the shoulder with a crescent second.
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創設時期 | 1886年3月22日 |
創設者 | ヴィクトリア |
貴族 | 連合王国貴族 |
初代 | 初代男爵リチャード・グローヴナー |
最終保有者 | 第2代男爵ヒュー・グローヴナー |
相続資格 | 初代男爵の嫡出直系男子 |
付随称号 | なし |
現況 | 廃絶 |
旧邸宅 | モトクーム・ハウス |
モットー | Virtus Non Stemma (Virtue not ancestry) |
ストールブリッジ男爵(英: Baron Stalbridge)は、かつて存在したイギリスの男爵位。政治家リチャード・グローヴナーが1886年に叙されたが、1949年に廃絶した[1]。
歴史
[編集]リチャード・グローヴナー(1837-1912)は大蔵政務官や宮内副長官を歴任した政治家で、政務官を退任した翌年の1886年3月22日に連合王国貴族としてドーセット州ストールブリッジのストールブリッジ男爵(Baron Stalbridge, of Stalbridge in the County of Dorset)に叙された[2][3]。
初代男爵リチャードは第2代ウェストミンスター侯爵リチャード・グローヴナー(1795-1869)の三男にあたっており、ウェストミンスター侯爵グローヴナー家の一員であった[4][5]。
彼の死後は、その長男ヒュー(1880-1949)が爵位を相続したものの、2代男爵ヒューには子がなかったため、同人の死を以て爵位は廃絶した[6]。
かつての一族の邸宅は、ドーセット州シャフツベリー近郊のモトクーム・ハウス(Motcombe House) [7]。
ストールブリッジ男爵(1886年)
[編集]- 初代ストールブリッジ男爵リチャード・ド・アクィラ・グローヴナー(1837-1912)
- 第2代ストールブリッジ男爵ヒュー・グローヴナー (1880–1949)
脚注
[編集]- ^ “Debrett's peerage, and titles of courtesy”. Arthur.G.M.Hesilrige,(1921),p=848. 2019年12月3日閲覧。
- ^ The Complete Peerage, (1907-98) vol. letter S, p.216
- ^ "No. 25570". The London Gazette (英語). 19 March 1919. p. 1345.
- ^ Children of Richard Grosvenor, 2nd Marquess of Westminster and Lady Elizabeth Mary Leveson-Gower, Darryl Lundy thePeerage.com 19 April 2010閲覧。
- ^ “The Peerage.com”. 2019年12月3日閲覧。
- ^ L. G. Pine, The New Extinct Peerage 1884-1971: Containing Extinct, Abeyant, Dormant and Suspended Peerages With Genealogies and Arms (London, U.K.: Heraldry Today, 1972), page 256. Hereinafter cited as The New Extinct Peerage.
- ^ “Debrett's peerage, and titles of courtesy”. Arthur.G.M.Hesilrige,(1921),p=848. 2019年12月3日閲覧。