スパークル・イン・ザ・レイン
『スパークル・イン・ザ・レイン』 | ||||
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シンプル・マインズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1983年9月 - 10月 | |||
ジャンル | オルタナティヴ・ロック、ニュー・ウェイヴ | |||
時間 | ||||
レーベル | ヴァージン、A&M | |||
プロデュース | スティーヴ・リリーホワイト | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
シンプル・マインズ アルバム 年表 | ||||
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『スパークル・イン・ザ・レイン』収録のシングル | ||||
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『スパークル・イン・ザ・レイン』(Sparkle in the Rain)は、イギリスのロックバンド、シンプル・マインズの6枚目のアルバム。1984年2月6日にリリース。
制作、評価
[編集]プロデューサーはU2やXTC、ピーター・ガブリエルらの作品に参加したスティーヴ・リリーホワイトが務めた。1983年の9月から10月までウェールズのモノー・ヴァレー・スタジオとロンドンのタウンハウス・スタジオにてレコーディング。アルバムは翌年2月にリリースされ、バンド初の全英1位を獲得し[1]、最終的にはダブルプラチナを授与された。他にもヨーロッパ諸国やカナダ、オーストラリアなど世界各国でトップ20をマークするなど前作以上の多大な成功を収め、シンプル・マインズのスタジアム・バンドとしての地位を確立した作品である。
音楽性
[編集]音楽的には、抑制の効いた内省的なサウンドを展開した前作『黄金伝説』から一転して、アグレッシブで壮大なサウンドを聴かせた。これは前作リリース後の1983年夏に行われたヨーロッパツアーで、大観衆の前でパフォーマンスを行ったことが大きいと見られている[2]。また前作でゲストミュージシャンとしてドラマーを担当したメル・ゲイナーが本作からフルタイムのドラマーとして参加し、前作以上に力強いドラミングを披露している。
リイシュー
[編集]2015年3月にスーパー・デラックス・エディションとして、CD4枚組にDVDを付属したボックス・セットがリリースされた。ディスク2にB面曲やリミックス曲、ディスク3とディスク4にライブやラジオ・セッション収録の楽曲を収録した。DVDにはアルバム本編の5.1サラウンドヴァージョンを収録。他にもBlu-ray Audio版やCD2枚組版、CD1枚の通常版、アナログ版など計5ヴァージョンでリリース。
収録曲
[編集]特筆ない限りシンプル・マインズの作曲。
A面
[編集]- "Up on the Catwalk" - 4:45
- "Book of Brilliant Things" - 4:21
- "Speed Your Love to Me" - 4:24
- "Waterfront" - 4:49
- "East at Easter" - 3:32
B面
[編集]- "Street Hassle" (Lou Reed) - 5:14
- "White Hot Day" - 4:32
- "'C' Moon Cry Like a Baby" - 4:19
- "The Kick Inside of Me" - 4:48
- "Shake Off the Ghosts" - 3:57
参加ミュージシャン
[編集]その他ミュージシャン
[編集]- カースティ・マッコール - ボーカル (#3, #6)
出典
[編集]- ^ “1984 Top 40 Official UK Albums Archive: 18th February 1984”. 2 March 2015閲覧。
- ^ Sweeting (1988), p. 132