スピコン
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スピコン(SpeakON)とは、主にPAに使用する機材において、パワーアンプとスピーカーとの接続に使われる端子である。リヒテンシュタインのノイトリック(Neutrik)社によって開発・商標登録され、現在多くの機器に採用されている。内部の導線の本数として2芯、4芯、8芯の製品がある。
不意にプラグが抜けることを防ぐために、コネクタを回転させ爪によってロックする機構を備えていることが特長である。
また、XLR端子やフォーンプラグ、バインディングポストとバナナプラグなど、他のアンプ − スピーカー間接続方法と比較して
- スピーカー駆動のための電力を大きく取れる
- 金属端子が露出していないため感電の恐れが少ない
- スピーカー専用端子のため誤接続がない(XLR、フォーン端子のようにマイクレベル・ラインレベルに接続してしまうといった事がない)
と言った利点がある。