スピード・ジャパンカップ
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スピード・ジャパンカップは、日本山岳・スポーツクライミング協会が主催する、スポーツクライミング全国大会のうちスピード種目を扱うものである。
概要
[編集]スポーツクライミングのスピード種目[1][2]の日本一を決める大会[3][4]。
IFSCクライミングワールドカップでは行われていたが、日本国内ではあまり行われていなかった。しかし、東京オリンピック スポーツクライミング実施種目となった複合種目内でスピード種目も行われる為、日本国内でも施設が整備され大会が開催できるようになった[5]。
国際競技基準に準拠した施設で行えば、大会が変わっても同じ条件となるため、日本記録・世界記録が存在する。
開催履歴
[編集]回 | 年月日 | 開催地 | 女子優勝 | 男子優勝 |
---|---|---|---|---|
1 | 2019年2月10日 | 東京都昭島市[6] モリパークアウトドアヴィレッジ スピードクライミングウォール |
野中生萌 | 池田雄大 |
2 | 2020年2月22日 | 東京都昭島市[7] モリパークアウトドアヴィレッジ スピードクライミングウォール |
伊藤ふたば | 土肥圭太 |
3 | 2021年3月6日 | 京都府亀岡市[8] サンガスタジアム by KYOCERA グラビティリサーチ |
野口啓代 | 楢﨑智亜 |
4 | 2022年3月6日 | 京都府亀岡市[9] サンガスタジアム by KYOCERA グラビティリサーチ |
河上史佳 | 大政涼 |
スピード 15m(日本記録・世界記録)
[編集]記録(秒) | 氏名 | 年月日 | 競技会名 | ||
---|---|---|---|---|---|
男 子 |
世界記録 | 5.00 | インドネシア:Kiromal Katibin | 2022年7月8日 | IFSC World Cup in Chamonix |
日本記録 | 5.72 | 楢﨑智亜[12] | 2021年3月6日 | 第3回 スピード・ジャパンカップ | |
女 子 |
世界記録 | 6.964 | ロシア:Iuliya Kaplina | 2020年11月21日 | IFSC European Championships |
日本記録 | 7.88 | 野中生萌 | 2021年6月18日 | スピードジャパンオープン 盛岡大会 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “種目とルール”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2019年6月15日閲覧。
- ^ “競技を動画で説明”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2019年6月15日閲覧。
- ^ “歴史に名を刻んだのは池田と野中!「スポーツクライミング第1回スピードジャパンカップ」”. FINEPLAY (2019年2月10日). 2019年6月15日閲覧。
- ^ “記念すべき「第1回スピードジャパンカップ」が今週末に開催”. CLIMBERS (2019年2月7日). 2019年6月15日閲覧。
- ^ “「スピード」を強化せよ!クライミング・メダル獲得へのシナリオ”. NHK (2019年3月7日). 2019年8月21日閲覧。
- ^ “第1回スピードジャパンカップ2019”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2019年6月15日閲覧。
- ^ “第2回スピードジャパンカップ2020”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2021年3月6日閲覧。
- ^ “第3回スピードジャパンカップ2021”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2021年3月6日閲覧。
- ^ “第4回スピードジャパンカップ2022”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2023年1月17日閲覧。
- ^ “JMSCA公認スピード日本記録(2021/6/18更新)”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2021年6月10日閲覧。
- ^ “KIROMAL KATIBIN BREAKS HIS FIFTH WORLD RECORD, SETS THE BAR AT FIVE SECONDS FLAT!”. IFSC. 2022年10月26日閲覧。
- ^ “楢崎智、野口が優勝 スピード・ジャパンカップ”. 時事通信社 (2021年3月6日). 2021年3月6日閲覧。
関連項目
[編集]- リード・ジャパンカップ
- ボルダリング・ジャパンカップ
- コンバインド・ジャパンカップ
- キロマル・カティビン - 男子世界記録保持者
- ユリヤ・カプリナ - 女子世界記録保持者