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スピード・ジャパンカップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スピード・ジャパンカップは、日本山岳・スポーツクライミング協会が主催する、スポーツクライミング全国大会のうちスピード種目を扱うものである。

概要

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スポーツクライミングのスピード種目[1][2]の日本一を決める大会[3][4]

IFSCクライミングワールドカップでは行われていたが、日本国内ではあまり行われていなかった。しかし、東京オリンピック スポーツクライミング実施種目となった複合種目内でスピード種目も行われる為、日本国内でも施設が整備され大会が開催できるようになった[5]

国際競技基準に準拠した施設で行えば、大会が変わっても同じ条件となるため、日本記録・世界記録が存在する。

開催履歴

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年月日 開催地 女子優勝 男子優勝
1 2019年2月10日 東京都昭島市[6]
モリパークアウトドアヴィレッジ スピードクライミングウォール
野中生萌 池田雄大
2 2020年2月22日 東京都昭島市[7]
モリパークアウトドアヴィレッジ スピードクライミングウォール
伊藤ふたば 土肥圭太
3 2021年3月6日 京都府亀岡市[8]
サンガスタジアム by KYOCERA グラビティリサーチ
野口啓代 楢﨑智亜
4 2022年3月6日 京都府亀岡市[9]
サンガスタジアム by KYOCERA グラビティリサーチ
河上史佳 大政涼

スピード 15m(日本記録・世界記録)

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  • 日本記録:2021年6月更新[10]
  • 世界記録:2022年7月更新[11]
記録(秒) 氏名 年月日 競技会名

世界記録 5.00 インドネシアの旗 インドネシア:Kiromal Katibin 2022年7月8日 IFSC World Cup in Chamonix
日本記録 5.72 楢﨑智亜[12] 2021年3月6日 第3回 スピード・ジャパンカップ

世界記録 6.964 ロシアの旗 ロシア:Iuliya Kaplina 2020年11月21日 IFSC European Championships
日本記録 7.88 野中生萌 2021年6月18日 スピードジャパンオープン 盛岡大会

脚注

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出典

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  1. ^ 種目とルール”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2019年6月15日閲覧。
  2. ^ 競技を動画で説明”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2019年6月15日閲覧。
  3. ^ 歴史に名を刻んだのは池田と野中!「スポーツクライミング第1回スピードジャパンカップ」”. FINEPLAY (2019年2月10日). 2019年6月15日閲覧。
  4. ^ 記念すべき「第1回スピードジャパンカップ」が今週末に開催”. CLIMBERS (2019年2月7日). 2019年6月15日閲覧。
  5. ^ 「スピード」を強化せよ!クライミング・メダル獲得へのシナリオ”. NHK (2019年3月7日). 2019年8月21日閲覧。
  6. ^ 第1回スピードジャパンカップ2019”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2019年6月15日閲覧。
  7. ^ 第2回スピードジャパンカップ2020”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2021年3月6日閲覧。
  8. ^ 第3回スピードジャパンカップ2021”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2021年3月6日閲覧。
  9. ^ 第4回スピードジャパンカップ2022”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2023年1月17日閲覧。
  10. ^ JMSCA公認スピード日本記録(2021/6/18更新)”. 日本山岳・スポーツクライミング協会. 2021年6月10日閲覧。
  11. ^ KIROMAL KATIBIN BREAKS HIS FIFTH WORLD RECORD, SETS THE BAR AT FIVE SECONDS FLAT!”. IFSC. 2022年10月26日閲覧。
  12. ^ 楢崎智、野口が優勝 スピード・ジャパンカップ”. 時事通信社 (2021年3月6日). 2021年3月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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  • JMSCA - 日本山岳・スポーツクライミング協会
  • IFSC - 国際スポーツクライミング連盟