スペインのビール
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スペインのビールでは、スペインで醸造されるビールの概要について記す。
概要
[編集]ビール全般はスペイン語でCerveza(セルヴェッサ[1]、セルベサ[2])と呼ぶ。生ビールのようにグラスで提供されるものはcaña(カーニャ[2])と呼ばれる。
スペインのビール生産高は2009年時点で世界10位となっている[2]。
歴史
[編集]紀元前300年頃、現在のスペインであるイベリア半島は共和政ローマの属州であったが、イベリア半島の住人であったケルト人は盛んにビールを醸造していた[1]。イベリア半島で作られるビールはセリア、セルヴィジアと呼ばれており、現在のスペイン語のビール、Cervezaの語源となると共に、ビール酵母の学名サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)の語源となっている[1]。
人気の銘柄
[編集]スペインで人気のビールの銘柄を以下に記す[3]。
- マオウ(Mahou、マドリード)
- アギラ (ビール)(Águila、マドリード)
- クルス・カンポ(Cruzcampo、セビーリャ)
- ペラ・ドラダ(Perla Dorada、セビーリャ)
- アルハンブラ(Alhambra、グラナダ)
- サン・ミゲル(San Miguel、レリダ)
- エストレージャ・ダム(Estrella Damm、バルセロナ)
- ダム(Damm-Bier、バルセロナ)
- アンバー(Ambar、サラゴサ)
出典
[編集]- ^ a b c 日本ビール文化研究会『改訂新版 日本ビール検定公式テキスト』実業之日本社、2014年、92頁。ISBN 978-4408133607。
- ^ a b c 津田蘭子、霧生さなえ、玖保キリコ(イラスト)『スペイン スペイン語+日本語・英語』JTBパブリッシング、2009年、43頁。ISBN 978-4533074769。
- ^ 佐藤正透『暮らしのスペイン語単語8000』語研、2007年、22頁。ISBN 978-4876151516。