スポックス・ビアード

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スポックス・ビアード
Spock's Beard
2007年撮影
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ロサンゼルス
ジャンル プログレッシブ・ロック
活動期間 1992年 -
公式サイト 公式ウェブサイト
メンバー アラン・モーズ (ギター)
デイヴ・メロス (ベース)
奥本亮 (キーボード)
テッド・レオナルド(ボーカルギター)
旧メンバー ジョン・バラード
ニール・モーズ
ニック・ディヴァージリオ
ジミー・キーガン

スポックス・ビアード (Spock's Beard)は、アメリカ合衆国プログレッシブ・ロック・バンド。

来歴[編集]

1992年ロサンゼルスアラン・モーズニール・モーズの兄弟により結成された。結成時のメンバーはモーズ兄弟、ニック・ディヴァージリオ、ジョン・バラード(ベース)。1993年にバラードが脱退後にデイヴ・メロスが参加した。1995年にデビュー・アルバム『ライト』を発表した。

1996年に奥本亮がキーボードで加入した。

2002年にコンセプト・アルバム『スノー』が発表された後、ボーカル兼キーボードのニール・モーズが脱退し、ドラムのニック・ディヴァージリオがリード・ボーカルを兼務した。ニールは2002年にキリスト教徒となり、音楽を通じた求道のためにはバンド活動はできないと判断したとのこと。ライブ時のサポートメンバーとしてジミー・キーガンがドラムを担当した。

2011年にニックが脱退し、サポートメンバーだったドラマーのジミーが正式なメンバーとして参加し、ボーカルはテッド・レオナルドが務めることとなった。

2014年に東京と大阪で初の来日公演を実施した。

2015年に初のベスト・アルバム『The First Twenty Years』を発表。

2016年のモーズフェストで、現行メンバーにニールとニックが加わった形でアルバム『スノー』の完全再現ライブが実現した。

2016年10月にジミーが脱退。後任をオーディションで探すが、いい人物が見つからず、ニックがゲストとして参加して新作『ノイズ・フロア〜音華郷』をレコーディングした。

メンバー[編集]

現在のメンバー[編集]

  • アラン・モーズ (Alan Morse) – ギター、バック・ボーカル (1992年– )
  • デイヴ・メロス (Dave Meros) – ベース、バック・ボーカル (1993年– )、キーボード (2011年– )
  • 奥本亮 (Ryo Okumoto) – キーボード、バック・ボーカル (1995年– )
  • テッド・レオナルド (Ted Leonard) – リード・ボーカル、ギター (2011年– )
  • マイク・ソーン (Mike Thorne) – ドラム (ライブ・メンバー: 2018年– )

旧メンバー[編集]

  • ジョン・バラード (John Ballard) – ベース (1992年–1993年)
  • ニック・ディヴァージリオ (Nick D'Virgilio) – ドラム (1992年–2011年 ※2017年–2018年はライブ・メンバー、2017年–現在はスタジオ・メンバー)、バック・ボーカル (1992年–2002年、2017年– )、リード・ボーカル、ギター、キーボード (2002年–2011年)
  • ニール・モーズ (Neal Morse) – リード・ボーカル、キーボード、ギター、シンセサイザー (1992年–2002年)
  • ジミー・キーガン (Jimmy Keegan) – ドラム、バック・ボーカル (2011年–2016年 ※2002年–2011年はライブ・メンバー)

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

  • 『ライト』 - The Light (1995年)
  • 『ビウェア・オブ・ダークネス』 - Beware of Darkness (1996年)
  • 『カインドネス・オブ・ストレンジャーズ』 - The Kindness of Strangers (1997年)
  • デイ・フォー・ナイト』 - Day for Night (1999年)
  • V』 - V (2000年)
  • 『スノー』 - Snow (2002年)
  • Feel Euphoria (2003年)
  • Octane (2005年)
  • 『スポックス・ビアード』 - Spock's Beard (2006年)
  • X (2010年)
  • 『ブリーフ・ノクターンズ・アンド・ドリームレス・スリープ』 - Brief Nocturnes and Dreamless Sleep (2013年)
  • The Oblivion Particle (2015年)
  • 『ノイズ・フロア〜音華郷』 - Noise Floor (2018年)

ライブ・アルバム[編集]

  • Official Live Bootleg/The Beard is Out There (1996年)
  • Live at the Whisky and NEARfest (1999年)
  • Don't Try This at Home (2000年)
  • There and Here (2000年)
  • Gluttons for Punishment (2005年)
  • Live (2008年)
  • Live at High Voltage Festival (2011年)
  • The X-Tour Live (2012年)
  • Live at Sea (2014年)
  • Snow – Live (2017年)

コンピレーション・アルバム[編集]

  • From the Vault (1998年)
  • The First Twenty Years (2015年)

シングル[編集]

  • "Skin" (1999年)
  • "All On a Sunday" (2001年)

外部リンク[編集]