スポッテッドガー
表示
スポッテッドガー | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | ||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||
Lepisosteus oculatus Winchell, 1864 | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Spotted gar |
スポッテッドガー(Lepisosteus oculatus)はガー科に分類される魚。
分布
[編集]アメリカ合衆国東部
形態
[編集]全長は通常90cm程で、最大では112cm、体重は4.44kgの記録がある。飼育下ではこれよりやや小さく60-70cm以下のものが多い。不規則な暗色の斑紋(Spotted=斑点のある)が入ることが名前の由来。種小名oculatusは「眼状斑のある」の意。
生態
[編集]水草の繁茂する流れの緩やかな河川や湖、池沼等の淡水域に生息する。
繁殖形態は卵生で、春期に岸辺近くに繁茂する水草に卵を産む。
幅広い水温に対応し、15-30℃の範囲であれば支障なく飼育が可能。
そのため地域により日本での屋外飼育も可能であり、水面に氷の張る[1]水温5℃以下の環境下でも生きていたという報告もあるが定かではない。
人間との関係
[編集]ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されていたが、平成28年7月に環境省が、ガー科単位で特定外来生物に指定し、平成30年4月をもって、輸入、販売、飼育が禁じられる。因みに、それまでペットとして飼育されていた個体は、申請の許可が下りれば飼育持続は可能となる。目内では小型種だが大型で体も堅いので、飼育にあたっては90センチ以上の水槽が必要になる。飼育下では人工飼料にも餌付く。鋭い歯を持つため扱いには注意が必要。
出典・脚注
[編集]- ^ 空気呼吸をするため、水面が完全にふさがってしまうと、窒息してしまう
参考文献
[編集]- 『小学館の図鑑NEO 魚』、小学館、2003年、26頁。