スポットライト症候群
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スポットライト症候群(スポットライトしょうこうぐん)とは、舞台上でスポットライトを一身に浴びるように一度華々しく世間から注目を浴びてしまうと、引退後もその恍惚的な感覚を忘れることができず、「もう一度スポットライトの中に立ってみたい」という欲求に駆られる状態[1][2]を指す日本の俗語。
週刊誌などで用いられる言葉であり、正式な精神医学・心理学の用語ではない。
概要
[編集]1977年に解散したキャンディーズの伊藤蘭、田中好子、藤村美樹が1980年以降に復帰して以降、一度引退した芸能人がその後復帰するケースがよく見られたことから、「スターになって一度スポットライトを浴びた人は、辞めても時間がたつとまたライトを浴びたくなる」という言説が出来上がった[3]。
主に引退した芸能人に対して使用されるが、一線を退いた政治家やアスリートに対して使用される例もある[4][5]。
その他の用法
[編集]単に「目立つことが大好き」「自己顕示欲が強く、常に注目を浴びていないと気がすまない」という意味合いでスポットライト症候群という言葉が使用されている例もある[6][7]。
出典
[編集]- ^ スポットライト症候群. あかね法律事務所. 2018年5月10日閲覧
- ^ 歌手は引退するが…安室奈美恵に期待される“電撃復活”の日. 日刊ゲンダイ(2018年9月15日付). 2018年9月27日閲覧
- ^ 佐々木博之. 安室奈美恵は本当に引退するのか「スターは辞めてもまたライトを浴びたくなる」. 週刊女性PRIME(2017年9月23日付). 2018年5月10日閲覧
- ^ 特集 天啓にうたれたのか? スポットライト症候群か? 原発メーカーに金を出させる「小泉純一郎元総理」の脱原発会見 | 書誌詳細|国立国会図書館サーチ. 2018年5月10日閲覧
- ^ 高橋大輔、現役復帰の“スポットライト症候群” 羽生に敬意. デイリー新潮(2018年7月4日付). 2018年9月27日閲覧
- ^ 藤井流星が金髪に!主演・沢村一樹と志田未来を救う?電話一本の「レンタル救世主」参上<コメント到着>. モデルプレス(2016年8月16日付). 2018年5月10日閲覧
- ^ 片田珠美. 小池百合子、「スポットライト症候群」の可能性…常に人々からの注目を欲求 精神科医が解説. Business Journal(2017年9月29日付). 2018年5月10日閲覧