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スマートショット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スマートショット: Smart Shot)は、富士写真フイルム[注 1]が日本で販売していた、同社で最廉価のフィルム・スチル・カメラである。

概説

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135フィルムを用い、固定焦点・固定露出である。固定露出の値は、あらゆるネガフィルムを使用しても許容できる画質を得るための妥協値とならざるを得ず、装填したネガフィルムの性能に適切な値が割り出せるレンズ付きフィルムより得られる画質が劣る場合が多い[2]

スマートショット

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1994年に発売した[3]。レンズは、f=33mm、F=8、シャッター速度は1/100秒で、内蔵するエレクトリック・フラッシュの電源に単三形乾電池を用いる[3]

スマートショットII

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レンズは、f=33mm、F=9で、内蔵するエレクトリック・フラッシュの電源に単三形乾電池を用いる[4]

スマートショット プラス

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2001年に発売した[5]。レンズは、f=26mm、F=8、シャッター速度は1/125秒で、内蔵するエレクトリック・フラッシュの電源に単四形乾電池を用いる[5]。外寸は、幅103.5mm、高さ61.0mm、奥行36.5mm、重量は電池別で110g[6]。メーカ希望小売価格は、税込みで3,150JPY[6]

スマートショットBF

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2002年3月に発売した[7]。レンズは、f=33mm、F=8の2群2枚構成で、シャッター速度は1/125秒で、内蔵するエレクトリック・フラッシュの電源に単三形乾電池を用いる[8]。外寸は、幅112.0mm、高さ69.0mm、奥行37.5mm、重量は電池別で95g[9]。メーカ希望小売価格は、税込みで3,150JPY[10]。2006年11月に出荷を終了した[11]

脚註

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註釈

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  1. ^ 「フジカラー 写ルンです」を製造販売していた富士写真フイルム株式会社は、2006年10月1日に持株会社制への移行並びに富士フイルムホールディングス株式会社への商号変更を行い、富士写真フイルム株式会社の事業は富士フイルム株式会社が継承した[1]

出典

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  1. ^ 持株会社「富士フイルムホールディングス株式会社」を中心とする新たなグループ経営体制が10月1日よりスタート』(プレスリリース)富士写真フイルム、2006年9月16日。オリジナルの2006年9月23日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20060923100116/http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0043.html2024年3月3日閲覧 
  2. ^ 固定焦点カメラ:貧乏カメラ館”. 娘娘廟 (2003年4月8日). 2024年3月26日閲覧。
  3. ^ a b フジ スマートショット (FUJI SMART SHOT)”. Camera Museum by awane-photo.com. 2024年3月25日閲覧。
  4. ^ 35mmコンパクトカメラ”. 富士写真フイルム. 1999年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月25日閲覧。
  5. ^ a b フジ スマートショット・プラス (FUJI SMART SHOT Plus)”. Camera Museum by awane-photo.com. 2024年3月25日閲覧。
  6. ^ a b スマートショット プラス”. 富士写真フイルム. 2001年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月25日閲覧。
  7. ^ スマートショット BF”. パーソナル製品. 富士写真フイルム. 2004年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月25日閲覧。
  8. ^ スマートショット BF:主な仕様”. 富士フイルム. 2024年3月25日閲覧。
  9. ^ スマートショット BF:主な仕様”. パーソナル製品. 富士写真フイルム. 2004年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月25日閲覧。
  10. ^ FUJIFILM 135コンパクトカメラ『Silvi 1300』『Silvi 125』『SMART SHOT BF』新発売』(プレスリリース)富士写真フイルム、2002年1月22日http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj863.html2024年3月25日閲覧 
  11. ^ スマートショット BF”. 富士フイルム. 2024年3月25日閲覧。