スリナムゴウカン
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スリナムゴウカン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スリナムゴウカンの花
(2024年10月 沖縄県名護市) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Calliandra surinamensis Benth. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スリナムゴウカン |
スリナムゴウカン(学名:Calliandra surinamensis)はマメ科(旧ネムノキ亜科)ベニゴウカン属(カリアンドラ属)の半つる性常緑低木。
特徴
[編集]高さ3 mほど。ベニゴウカン属は一般に根元から分枝した樹姿だが、本種は幹上部から分枝し傘状に広がる。葉は2回偶数羽状複葉(羽片1対)で互生し、小葉は8–12対。小葉長は1.5 cmほど。多数の花が半球形の頭状花序を形成する。雄しべはピンク色で、付け根は白い。葯は黄色。同属のオオベニゴウカンは赤い花を冬~春に咲かせるが、本種の花期は春~秋[1][2][3][4][5]。
原産地
[編集]スリナムを含む中南米(ギアナ~ブラジル)原産。POWO[6]でもコロンビア~ブラジル北部原産としている。
利用
[編集]公園や庭園に利用。土壌は選ばないが、日当たりが良く排水良好な土層の深い場所が良い。剪定は花期が終わってから行う。摘芯すれば枝数が増えて花が多くなる。病虫害は少ない。繁殖は種子、挿し木、取り木による[1][2][3][4]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 白井祥平『沖縄園芸植物大図鑑』 4巻《熱帯花木》、沖縄教育出版、那覇市、1980年。
- 海洋博記念公園管理財団『沖縄の都市緑化植物図鑑』新星出版、那覇市、1997年。ISBN 9784902193732。
- 屋比久壮実『花ごよみ 亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画、2006年。ISBN 4990191730。
- 沖田原耕作『おきなわの園芸図鑑 園芸植物とその名前』新星出版、那覇市、2021年。ISBN 9784909366832。
- 林将之; 名嘉初美「オオベニゴウカン」『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、2022年。ISBN 9784899824350。 ※ オオベニゴウカンの記事中に略記
外部リンク
[編集]- スリナムゴウカン 四季の山野草
- スリナムゴウカン GKZ植物事典
- カリアンドラ・スリナメンシス jusa's Garden
- スリナムゴウカン 花しらべ