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ズアカコクイナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ズアカコクイナ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ツル目 Gruiformes
: クイナ科 Rallidae
: コガタクイナ属
Laterallus
: ズアカコクイナ
L. viridis
学名
Laterallus viridis
(Müller, 1776)
シノニム

Anurolimnas viridis

和名
ズアカコクイナ
英名
Russet-crowned Crake

ズアカクイナ(頭赤小水鶏、学名:Laterallus viridis) は、ツル目クイナ科に分類される鳥類の一種である。別名ズアカコビトクイナとも呼ばれる。本種をムネアカクイナ属Anurolimnas)に分類する説もある。その場合学名は、Anurolimnas fviridisとなる。

分布

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コロンビア東部からブラジル南部にかけて分布する。

形態

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体長16-18cm。体の上面はオリーブ色がかった褐色で、雨覆は赤茶色をおびている。顔は灰色で頭頂部は明るい赤茶色である(これが和名の由来となっている)。体の下面は明るい赤茶色である。虹彩は黄色がかった赤色、嘴は灰褐色で、脚は赤みのある桃色である。

生態

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熱帯や亜熱帯の森林の周辺の二次林や草原に生息する。

昆虫類や植物の種子を食べる。

1-6月が繁殖期で、草の茂みの中や低木の枝に営巣する。1腹1-3個の卵を産む。

亜種

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以下の2亜種に分類される。

  • Laterallus viridis viridis

基亜種。コロンビア東南部からブラジル南部に分布する。

  • Laterallus viridis brunnescens

コロンビア東部に分布する。

参考文献

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  • 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-II (ツル目)』、東京動物園協会、1989年、68、163頁。