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ズニ石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ズニ石
ユタ州シルバーシティ産出の茶赤色のズニ石(大きさ: 5.5 x 5 x 3.5 cm)
分類 ソロケイ酸塩鉱物
シュツルンツ分類 9.BJ.55
化学式 Al13Si5O20(OH,F)18Cl
結晶系 立方晶系
対称 F43m
単位格子 a = 13.8654 - 13.8882 Å; Z = 4
晶癖 形の良い微小結晶
双晶 On {111}, contact and penetration
へき開 Good on {111}
断口 不平坦状
粘靱性 脆い
モース硬度 7
光沢 ガラス質
灰白色、赤色、薄片では無色
条痕 白色
透明度 透明からインクルージョンを持つ半透明
比重 2.874(5) (実測) 2.87 - 2.90 (計算)
光学性 等方性
屈折率 n = 1.592 - 1.600
その他の特性 紫外線下で赤色の蛍光
文献 [1][2][3]
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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ズニ石またはズニアイト(Zunyite)は、化学式Al13Si5O20(OH,F)18Clのソロケイ酸塩鉱物で、アルミニウムケイ素水素塩素酸素フッ素から構成される。

発生

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石英のマトリックス中のガラス質、半透明、灰色、擬六方晶系のズニ石結晶。アリゾナ州ドームロック山脈のビッグベルタ鉱山産出(大きさ: 3.3 x 3.2 x 2.8 cm)

ズニ石は、アルミニウム含有量の多い頁岩熱水による変成を受けた火山岩の中で生じる。その発生は、葉ろう石カオリナイト明礬石ダイアスポア金紅石黄鉄鉱赤鉄鉱石英共生している[1]

1884年に発見され、発見地で模式産地であるコロラド州サンファン郡シルバートンズニ鉱山に因んで名づけられた[2]

出典

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