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セカンド・ハンド (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
セカンド・ハンド
Second Hand
別名 ネクスト・コレクション、ムーヴィング・フィンガー、チラム
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル プログレッシブ・ロック、シンフォニック・ロック、アート・ロック
活動期間 1965年 - 1972年
レーベル ポリドール、マッシュルーム
共同作業者 セブンス・ウェイヴ、バラム・アリゲイターズ
旧メンバー ニック・サウス
アーサー・キッチェナー
キーラン・オコナー
ボブ・ギボンズ
ケン・エリオット
ロブ・エリオット
ジョージ・ハート
トニー・マックギル

セカンド・ハンドSecond Hand)は、イギリスサイケデリック・ロックバンド。

来歴

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  • 1966年
ケン・エリオット、キーラン・オコナー、ボブ・ギボンズ、グラント・ラムジーでネクスト・コレクションを結成。
ラムジー脱退。アーサー・キッチェナー加入。
  • 1967年
バンド名をムーヴィング・フィンガーに改名。
アルバムのレコーディングを開始。
キッチェナー脱退。ニック・サウス加入。
サウスはレコーディング終了後間もなくアレクシス・コーナーの下へ行ってしまった。
アルバム『リアリティー』は完成したが、別のバンドがムーヴィング・フィンガー名義でシングルを発表するところであったため、バンド名変更を余儀なくされ、セカンド・ハンドに改名。彼らの使っている機材が中古品 (second hand)であったことからセカンド・ハンドというバンド名になった。
ただし、既に幾らかプレスされてしまったため、初回プレス分にはムーヴィング・フィンガー名義の『リアリティー』もある。
  • 1968年
ジョージ・ハート加入。
  • 1969年
ギボンズ脱退。
  • 1970年
ロブ・エリオット加入。
ギボンズの後任ギタリスト探しは難航したため、2ndアルバム『デス・メイ・ビー・ユア・サンタ・クロース』ではボーカル+キーボード・トリオ編成となり、モギー・ミード、トニー・マックギルが3曲ゲスト参加と言う形となっている。
  • 1971年
ロブ脱退。
トニー・マックギルのバンド・オーディション時の音源を元に、3rdアルバム『チラム』をチラム (Chillum:大麻吸引用のパイプのこと)名義で作製。
ハート脱退。
  • 1974年
ケン・エリオット、キーラン・オコナーで、セブンス・ウェイヴを結成。

メンバーと担当楽器

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ネクスト・コレクション (Next Collection) 1966年

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  • ケン・エリオット (Ken Elliott) - ハーモニカ、ピアノ、ボーカル
  • キーラン・オコナー (Kieran O'Connor) - ドラム、パーカッション
  • ボブ・ギボンズ (Bob Gibbons) - ギター
  • グラント・ラムジー (Grant Ramsay) - リズム・ギター

第1期 ムーヴィング・フィンガー (Moving Finger)第1期 1966年 - 1967年

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  • ケン・エリオット (Ken Elliott) - オルガン、メロトロン、ピアノ、ボーカル
  • キーラン・オコナー (Kieran O'Connor) - ドラム、パーカッション
  • ボブ・ギボンズ (Bob Gibbons) - ギター
  • アーサー・キッチェナー (Arthur Kitchener) - ベース

アルバム・レコーディングを開始。

第2期 ムーヴィング・フィンガー (Moving Finger)第2期 1967年

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  • ケン・エリオット (Ken Elliott) - オルガン、メロトロン、ピアノ、ボーカル
  • キーラン・オコナー (Kieran O'Connor) - ドラム、パーカッション
  • ボブ・ギボンズ (Bob Gibbons) - ギター
  • ニック・サウス (Nick South) - ベース

+

  • クリス・ウィリアムス (Chris Williams) - ストリングス・ディレクション、チェロ、フルート、サクソフォーン (ゲスト/1st)


バンド名をセカンド・ハンドに改名。
ムーヴィング・フィンガー第1期、第2期で録音した1stアルバム『リアリティー』をセカンド・ハンド名義とした。

第3期 1968年 - 1969年

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  • ケン・エリオット (Ken Elliott) - オルガン、メロトロン、ピアノ、ボーカル
  • キーラン・オコナー (Kieran O'Connor) - ドラム、パーカッション
  • ボブ・ギボンズ (Bob Gibbons) - ギター
  • ジョージ・ハート (George Hart) - ベース

第4期 1970年 - 1971年

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  • ケン・エリオット (Ken Elliott) - オルガン、メロトロン、ピアノ、ボーカル
  • キーラン・オコナー (Kieran O'Connor) - ドラム、ヴィヴラフォン、パーカッション、ボーカル
  • ジョージ・ハート (George Hart) - ベース、ヴァイオリン、ボーカル
  • ロブ・エリオット (Rob Elliott) - リード・ボーカル

+

  • モギー・ミード (Malcolm "Moggy" Mead) - ギター (ゲスト/2nd)
  • トニー・マックギル (Tony McGill) - ギター (ゲスト/2nd)
  • ポール・グリーダス (Paul Greedus) - ボーカル (ゲスト/2nd)
  • ロル・コックスヒル (Lol Coxhill) - サクソフォーン (ゲスト/2ndレコーディング・セッション)


2ndアルバム『デス・メイ・ビー・ユア・サンタ・クロース』録音。
1997年版CDには、アルバム未収録であったモギー・ミード参加曲、ロル・コックスヒル参加曲を収録している。

第5期 チラム (Chillum) 1971年

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  • ケン・エリオット (Ken Elliott) - オルガン、メロトロン、ピアノ
  • キーラン・オコナー (Kieran O'Connor) - ドラム、パーカッション
  • ジョージ・ハート (George Hart) - ベース
  • トニー・マックギル (Tony McGill) - ギター


トニー・マックギルのバンド・オーディション時の音源を元に、3rdアルバム『チラム』をチラム名義で作製。

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • 『リアリティー』 - Reality (1968年 第1期 - 第2期)
  • 『デス・メイ・ビー・ユア・サンタ・クロース』 - Death May Be Your Santa Claus (1971年 第4期)
  • 『チラム』 - Chillum (1971年 第5期) ※チラム名義

シングル

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  • "A Fairy Tale / Reality" (1969年 第2期)
  • "Funeral" / "Hangin' on an Eyelid" (1972年 第5期)

関連項目

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外部リンク

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